しょうが

ginger

解説

ショウガ科の多年草。原産地はインドを中心とした熱帯アジアで、世界中で栽培され、食用、薬用、香辛料として利用されている野菜です。ローマ帝国では関税の対象になったとの記録もあり、コーランの中にも記載が残されています。日本には中国から伝来したと考えられ、「ハジカミ」とも呼ばれる日本最古のスパイスです。地下茎は多肉で強い香りと辛みがあります。

成分

辛み成分はジンゲロンと油状のショーガオール。香気成分はモノテルペン類のゲラニオール、シネオール、ネラール。

調理ポイント

皮の部分に薬効が多いので、皮は庖丁でこそげるようにするとよい。
香り(殺菌作用)を生かすには、細かく切ると効果的。
肉や魚と一緒に調理すると、臭いを消してくれる。

レシピ