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菜種御供大祭

3月25日は九州の大宰府に左遷されその地で亡くなった菅原道真の命日。九州へ向かう途中で道明寺(大阪府)に居る伯母の覚寿尼(かくじゅに)を訪ねた折、心中を察した覚寿尼が、道真の好きな梅の実をかたどり、春の訪れを感じさせる菜種(菜の花)の黄色い色をした団子を作ったことが由来であるといわれています。

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春の彼岸・彼岸の入り

彼岸とは「到彼岸」の略語で、生死煩脳を離脱した仏の世界に到達するという意味です。毎年春分と秋分の日の前後7日間を彼岸とし、806年(大同元年)に行われた早良親王の鎮魂が始まりといわれています

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十六団子

毎年、山と里を行き来する農事の神が、山から種子を抱いて里に降りてくる日といわれ、16個の団子を作ってもてなしました。