緑豆は小豆の近縁種とされ、小豆に準じる栄養価を持つ豆です。主成分は炭水化物で、次いでたんぱく質やカリウムやサポニンを含み、豆類の中で一番多くカロテンを含んでいます。やぶかんぞうと緑豆を一緒に取ると、豊富なカロテンが眼に栄養を与えて皮膚や粘膜を丈夫にし、さらに利尿作用の高い食べ合わせになります。鶏肉を食べ合わせることで、胃腸の強化が期待され、味噌のビタミンEが老化防止に働きます。日本では緑豆を発芽させた緑豆もやしや春雨が一般的ですが、インドでは煮物やスープ、中国では煮豆や餡として利用されています。