高知県

こんちん

こんちん
ささがきしたごぼうをおやきのように焼いて作るこんちんは、高知県大豊町に伝わる郷土料理です。砂糖が入っているためほんのり甘く、子どもの代表的なおやつとして、また軽食としても日常的によく作られていました。えごまを入れて作られますが、昔は麻の実を入れていたといわれています。

カツオの角煮

カツオの角煮
高知県旧佐賀町(現黒潮町:2006年大方町と合併)はカツオの水揚げ量が県下一の地域です。佐賀町では通年カツオが捕獲され、大量に取れた時はどこの家庭でも角煮を作ります。角切りしたカツオにしょうがを加え、しょう油・みりん・酒などで絡めるように煮詰めて作られる角煮は、保存性が高く、おかずや酒の肴として、日常的の食卓に欠かせない常備菜となっています。

きらず餅

きらず餅
高知県佐川町尾川で昔から作られていたおから入りの餅です。きらずとはおからのことで、もち米に同量のおからを混ぜ込んで搗き、中に餡を入れて丸め、周りにきな粉をまぶして作ります。佐川地域は江戸時代、土佐藩山内家の筆頭家老深尾和泉重良が豆料理の文化を持ち込んだと伝えられ、納豆や豆腐などの豆料理が日常の食生活に溶け込んでいる地域です。どの家庭でも正月前には必ず豆腐を作り、その時にできるおからで餅を作って豆腐同様、正月に食べていたと伝えられています。きらず餅は3日ほどはやわらかいままで食べ、それ以降は焼いて食べるといわれています。