はるじおんのじゃがいも団子

はるじおんのじゃがいも団子

じゃがいもはビタミンCやカリウムを豊富に含む根菜です。主成分は炭水化物ですが、他の穀類や芋類に比べてカロリーが低く、少量でも満腹感があるためダイエット食としても利用される食材です。はるじおんとじゃがいもを一緒に取ると、むくみ予防や強力な抗ウイルス作用が期待できる食べ合わせになり、その効能は、にんじんのカロテンやカリウムが加わることでさらに高まります。

クローバーとじゃがいものプチパン

クローバーとじゃがいものプチパン

じゃがいもの主成分は糖質ですが、他の穀類に比べてカロリーが低く満腹感のあるのが特徴です。カリウムの王様と呼ばれるように血圧を安定させて高血圧予防に働くカリウムを豊富に含んでおり、気力を増し水分代謝に働く小麦と一緒にむくみ予防や胃腸強化に働きます。クローバーと一緒に取ると、クローバーの高い利尿作用により、腎機能が高まりむくみ解消に有効な食べ合わせになります。バターのたんぱく質や脂質が、体力強化に働きより高い免疫力強化につながります。

やぶかんぞうとじゃがいものお焼き

やぶかんぞうとじゃがいものお焼き

じゃがいもは炭水化物を主成分とする根菜で、カリウムを豊富に含み、ビタミンCは加熱に強い優れものです。やぶかんぞうとじゃがいもを一緒に取ると、豊富なカリウムが血圧を安定させて高血圧を予防し、むくみや妊娠中毒症の予防に有効な食べ合わせになります。ベーコンでたんぱく質、ごま油でビタミンEを補い、栄養バランスを整えます。小麦粉と水の量は好みで加減してください。

はこべと牛肉のすき焼き風

はこべと牛肉のすき焼き風

牛肉はたんぱく質や脂質を豊富に含む栄養価の高い肉です。鉄分を多く含んでいるため、はこべと一緒に取ると、貧血や冷え性予防に有効な食べ合わせになり、水分代謝を調整して、利尿やむくみ予防にも働きます。卵黄は脳や神経が最も必要とするレシチンを豊富に含み、記憶力や知能向上に働きます。はこべのフラボノイドが体の生理機能を整える栄養価に富んだ一品です。

きゅうりのしょうゆ煮

きゅうりのしょうゆ煮

きゅうりは特有の香りと歯ざわりを持っている野菜です。特有の香りはキュウリアルコールといわれる不飽和アルコールと不飽和アルデヒド。頭部の苦みはククルビタシンという成分で、抗がん作用を持っています。きゅうりの持つ利尿作用は生よりも煮た方が強く働くため、加熱すると尿の出がよくなる・手足のむくみが取れる・血圧が調整されるなどの効能が期待できます。また、加熱することで体を冷やす作用が弱まり、さらにきゅうりに含まれているビタミンC破壊酵素のアスコルビナーゼの活性が失われるため、ビタミンCを含む食材と一緒に取っても、その成分を無駄なく体に取り入れることができます。しょう油で煮ることで殺菌作用や防腐作用が高まり、食欲増進に働きます。

おばく(御麦)

おばく(御麦)

丸麦をやわらかく炊いた「おばく」は神奈川県津久井地方や隣接する山梨県上野原市などの郷土料理です。米のとれない山間部では白米はハレの日の貴重な食べ物で、日常的に食していたのは麦でした。「ばく」は「麦」のことで、主食だった麦を美味しく無駄なく食べる工夫から、小豆などの豆類や野菜などを少量混ぜて炊き、ねぎを混ぜ込んだ麦味噌をつけて食べます。一般に丸麦を使った場合は「ばく」、押し麦を使った場合は「麦飯」と区別されています。

小豆とハムのマリネ

小豆とハムのマリネ

小豆とハムは、小豆のカリウムとハムのビタミンB1の働きにより、食欲が増進され疲れが取れる食べ合わせです。レモンと酢のクエン酸は単体よりも、ビタミンB群と一緒に取ると効果的で、より高い疲労回復効果が期待できます。むくみを取り、血流をよくする働きにも優れています。

小豆昆布

小豆昆布

小豆は玄米に近い量のビタミンB1を含み、皮部分にはアク成分の一種であるサポニンを含んでいます。ビタミンB1は疲れやだるさを取り、サポニンは利尿やむくみ取りに優れた効果を発揮します。塩で味付けすることでビタミンB群の減少が抑えられ、昆布と一緒に煮ることでより利尿作用が高まり、糖尿病・高血圧・脂質異常などの生活習慣病の予防が期待できます。冷蔵庫で約1週間は保存が可能です。

小豆餅

小豆餅

12月という一年で最後の月の始めの日には、小豆餅や小豆団子を食べる習慣があります。材料の小豆と米は、古来より先人たちが滋養のために食してきた食べ合わせです。小豆と米は双方を一緒に取ることで、双方に不足気味の必須アミノ酸を補うことができ、労働で疲れた体を癒して体力の強化に働きます。小豆は疲れを取り去るビタミンB1、腸内環境を整える食物繊維、抗酸化力の高いポリフェノール、利尿作用に優れたサポニンなどを含んでおり、疲労回復やむくみ取りに優れた効果を発揮します。

小豆れんこん

小豆れんこん

小豆は主成分の糖質やたんぱく質に加え、ビタミンB群や食物繊維を豊富に含んでいます。特に糖質を分解してエネルギーに変える働きを持つビタミンB1は、玄米に近い量を含んでおり、疲労回復・筋肉痛・肩こり・夏バテなどに優れた効果を発揮します。皮に含まれるサポニンがコレステロールや中性脂肪を低下させ、余分な塩分を排出するカリウムの働きと一緒に、優れた利尿作用を発揮してむくみ予防に働きます。食物繊維が豊富なれんこんと一緒に取ると、便通がよくなり、悪玉コレステロールの生成が抑えられて体調が整う食べ合わせになります。小豆は甘く煮ると糖分の燃焼にビタミンB1が消費されてしまうので、できれば甘さは控えめに。ここでは塩味で調えましょう。