豆腐

tofu

解説

豆腐は遣唐使によってその製法が伝わったといわれていますが、朝鮮伝来という説もあります。禅僧の精進料理の中で発展し、庶民の食べ物として広く普及したのは江戸時代の中期。天明2年に刊行された人気書『豆腐百珍』を契機に豆腐は全国に普及していきました。江戸初期には高級食品で、三代将軍・家光によって、農民が製造することは禁じられていました。

成分

消化吸収のよいたんぱく質を含有。脂質は不飽和脂肪酸のリノール酸。カルシウムを豊富に含んでいる。リン脂質のレシチン、サポニン、イソフラボン、オリゴ糖が含まれている。

調理ポイント

新鮮な水に漬して、野菜室で保存するとよい。凍ってしまうと「ス」が入ってしまうので、冷え過ぎないように注意する。
ラップをかけて、他の食品のにおいがつかないようにする。
2~3日保存する時は、布巾に包んで沸騰した熱湯に入れ、再び沸騰したら取り出し、水で冷やす。水は毎日取りかえる。
木綿豆腐を水切りして串をさし、遠火でゆっくり焼くと香ばしい焼き豆腐ができる。串をさす時は湯の中ですると豆腐がくずれない。

レシピ