とふめし

栄養バランスに優れたヘルシー料理
とふめし
60
416
1.5
1人分

材料

(4人分)
2カップ
木綿豆腐1/2丁(300g)
ごぼう1/3本
にんじん30g
油揚げ1/4枚
サバ水煮缶60g(約1/4缶)
オリーブ油小さじ1
薄口しょうゆ大さじ2

効能

体力強化、コレステロール低下、ダイエット

作り方

① 米はよく研ぎ、米の2割増しの水を加えて炊く。具が煮あがると同時に炊き上がるように時間を合わせて炊く。
② 豆腐は茹でてざるにとり、粗くほぐす。
③ ごぼうは皮をこそげてやや小さめのささがきにし、さっと水に放して、水気をきる。
④ にんじんは2cm長さの細切りにする。
⑤ 油揚げは熱湯を回しかけて油抜きし、3cm長さの細切りにする。
⑥ サバは身をほぐす。
⑦ 鍋にオリーブ油を熱し、ごぼうを炒め、しんなりしたらにんじん、油揚げ、豆腐、サバの順に加えて炒め、薄口しょう油を加え、弱火で煮汁がなくなるまで煮る。目安は10分。
⑧ 炊き上がったごはんに⑦の具をのせ、15~20分間蒸らし、混ぜ合わせる。

解説

硬めの木綿豆腐と野菜などを炊きたてのごはんに混ぜて作る「とふめし」は、兵庫県篠山市に伝わる郷土料理です。「豆腐めし」が名の由来で、古くはお講の際の振る舞い料理として、また、酒作りの杜氏のおべんとうとして作られていたと伝えられています。今では冠婚葬祭など人の集まる時には必ず登場する料理で、篠山市の秋の味覚として親しまれているサバが隠し味として使われています。混ぜる際に具とごはんの温度を同じにするのが保存性を高めるコツといわれています。

コメント

豆腐は原料の大豆と同じ効能を持ち、さらにたんぱく質や脂質が大豆よりも消化吸収されやすい形になっています。木綿豆腐は絹ごし豆腐に比べてたんぱく質・カルシウム・鉄分などが多く含まれており、サバと一緒に取ると、胃腸の働きが整えられて体力が強化し、生活習慣病の予防に優れた食べ合せになります。ごぼう・にんじん・油揚げが加わることで、抗酸化力が高まり、豊富な食物繊維が腸内の環境を整えて血中コレステロール低下に働きます。栄養バランスに優れたヘルシーな料理です。
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