えごま油

解説

えごまはシソ科の一年草で、山野に自生する青じそに似た葉を持つ植物で、その種子から取れる油がえごま油です。食用として古代から利用されていた油ですが、搾油が始まったのは9世紀ごろ。京都大山崎の社司が神の啓示を受けて「長木(ちょうぎ)」という搾油器を開発し、えごまを栽培して搾油したと伝えられています。食べると10年長生きするといわれ、別名「じゅうねん」と呼ばれています。

成分

脂質の主成分は、不飽和脂肪酸のα―リノレン酸で、60%以上含有している。

調理ポイント

熱に弱く、酸化しやすいので、料理の仕上げに使うと効果的。マリネやドレッシングに使うとよい。

レシピ