きゅうり

cucumber

解説

熟すると黄変することから黄瓜(きうり)ともいわれています。原産地はヒマラヤ山麓あたりといわれ、西アジアでは3000年前から栽培されていたと記されています。日本渡来は6世紀とか10世紀とかいわれていますが、栽培が普及したのは江戸末期。世界的に好まれている野菜で、いぼのチクチクするものほど新鮮です。

成分

水分が約96%。カリウムやビタミンC、カロテンを含有。特有の香りと苦みがある。香りはキュウリアルコール、苦みはククルビタシン。青臭さの元はピラジンという成分。イソクエシトリンや酵素(アルコルビナーゼ)を含んでいる。

調理ポイント

苦み成分は頭部に多く含まれているので、切り取るとよい。苦み成分はアルカロイド系のアク。微量なので気にしなくてもよい。
加熱すると利尿効果が高まる。
酵素はビタミンCを破壊するので、他の野菜と一緒に調理する時は、酢を加えたり加熱したりして酵素活性を失わせるとよい。
ぬか漬けにするとビタミンBが摂取できる。

レシピ