海苔

nori

解説

豊富な栄養素を含むため、海のミネラル宝庫と呼ばれています。日本神話で火を用いて食したとの記述があり、海苔という文字が『陸奥国風土記』(むつのくにふどき)の中に出てくることから、古くから食されていたと考えられます。一日一枚を食べればシミやソバカスを防ぐといわれ、黒光りするものほど遠火であぶると冴えた緑色になり美味です。種類は約20種あります。

成分

カロテンとビタミンCがとくに豊富。カロテンはビタミンA効果を示すレチノール当量7200μgと多い。ビタミンE、ビタミンB1、B2などのビタミン類や、カルシウム、鉄分、亜鉛などのミネラル類が豊富に含まれている。食物センイ、不飽和脂肪酸のEPAを含有している。

調理ポイント

のりの香ばしさは血液の流れをスムーズにする働きがあるので、焼くとよい。
一日一枚を食べればシミやソバカスを防ぐといわれ、黒光りするものほど遠火であぶると冴えた緑色になる。
のりが一番嫌うのは湿気。冷凍保存にすれば3年くらいは品質を維持できる。湿気てしまったものは、佃煮にするとよい。

レシピ