くるみ

walnut

解説

紀元前7千年前から食されていたナッツで、代表的なペルシャグルミは2千年前から栽培されていたと推測されています。日本では縄文時代から食べられていた種実で、実がクルクル転がることからこの名がつけられたといわれています。東北地方では飢饉に備えて「命の木」として大切に育ててきたといわれています。古いものほど殻の色が濃くなります。

成分

良質な脂質とたんぱく質が含まれている。脂質の約70%はリノール酸、リノレン酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸。ビタミンB1、Eなどのビタミン類と、カルシウムを含有。渋皮にはタンニンが含まれている。

調理ポイント

渋皮にはタンニンが含まれているので、皮ごと食べるとよい。
日本の鬼ぐるみはとくに殻がかたい。割るコツは、まず殻の合わせ目を水でぬらしフライパンで乾煎りする。合わせ目に入った水が膨張して膨れたら、そこに庖丁を差し込むとよい。

レシピ