イワシ

sardine

解説

「イワシは海のにんじん」という諺があるように、豊富な栄養成分を含んでいるイワシは、『源氏物語』で有名な紫式部の大好物で歌にも詠まれています。海面近くを群れで泳ぐ回遊魚で、かつては漁獲量の多い庶民の魚でしたが、近年は漁獲量が減少傾向です。通常イワシというと「真イワシ」を指し、ビタミンA効力の高いウルメイワシは干物にされます。

成分

脂質を多く含む。脂質は良質のEPA、DHAで、とくにEPAが多い。たんぱく質も良質で、カルシウム、ビタミンA、D、B2、ナイアシンを含む。

調理ポイント

身はやわらかく小骨が多いので、手で開くとよい。
臭いが気になる時はしょうがや梅干しと一緒に煮るとよい。
酢や梅干しで煮ると、骨までやわらかくなる。

レシピ