クリームチーズは生クリーム、あるいはクリームと牛乳から作られる非熟成の軟質チーズで、酸味を帯びた風味とバターのような滑らかさを持っています。明太子はスケトウダラの卵巣を塩蔵した後に、唐辛子で漬け込んで作られる加工食品で、ビタミンCやB群を豊富に含んでいます。よめな、クリームチーズ、明太子を一緒に取ると、良質なたんぱく質や脂質、ビタミンA・C・B群などがバランスよく取れることで、血管強化や細胞の酸化予防に優れた食べ合わせになります。レーズンの抗酸化力が細胞の酸化予防をさらに高めます。
あけぼの和えとは、赤い色の和え衣を使った和え物で、ここでは梅肉の赤を使ったあけぼの和えです。梅は天然の有機酸を豊富に含み、食欲増進、疲労回復、老化防止、肝機能を高めるなどの働きに優れています。よめなとにんじんのカロテンとカリウム、じゃがいものビタミンCとカリウム、そして食物繊維が、皮膚や粘膜を健康にして美肌を作り、血圧安定に優れた食べ合わせになります。梅干しは3年以上たった古いものほど、味も薬効も高まるといわれています。
鶏肉は淡泊で消化に優れ、良質なたんぱく質には必須アミノ酸のメチオニンが多く含まれ、アレルギー症状の緩和や肝機能強化などに働きます。また、鶏肉にはビタミンAが豊富に含まれており、カロテン含有の高いよめなと一緒に取ると、粘膜が強化され、肌荒れや夜盲症などの症状回復に有効な食べ合わせになります。よめなの食物繊維としょうがの抗凝血作用が血中コレステロールを下げ、血液浄化に働きます。
菊花はビタミンEが豊富な花菜類の野菜で、古来より茶や酒として飲用され、生薬としても利用されてきた歴史を持っています。よめなと菊花で作る寿司は、豊富なビタミンとミネラル、食物繊維の働きで血圧正常化やコレステロール値低下などが期待できる食べ合わせになります。雑穀米の糖質がエネルギー源として働くため体力が強化され、雑穀米の食物繊維がコレステロール値低下をさらに高めます。好みで黒豆や鶏肉を加えると、良質なたんぱく質や脂質を一緒に取ることができます。菊花は旬の時期に酢を入れた熱湯でさっと茹でて水気をきり、十分に冷めてからできるだけ平らにして冷凍すると一年中利用することができます。
たんぽぽの葉にはミネラルやビタミン、葉緑素などが含まれ、胃病や消化不良、利尿や便秘などに働き、特有の苦みは胆汁の流れをよくする作用に優れています。高い抗酸化力と良質な脂質を持つ松の実とオリーブ油、強壮・強精食品のにんにくを一緒に取ると、免疫力が高まり抗がん作用が期待できる食べ合わせになります。ペンネの糖質がエネルギー源となり、体力強化に有効です。
旧約聖書で「芳香を放つハーブ」と記されるサフランは、更年期障害や月経困難などの女性特有の症状に効果が高いと評価されているハーブです。たんぽぽの葉・レーズン・ベーコンと一緒に取ると、栄養バランスの整った食べ合わせになります。たんぽぽの葉とレーズンの抗酸化力が、細胞の酸化予防に働き免疫力を強化。レーズンは干すことで鉄分やカルシウムが倍増し、たんぽぽに含まれる鉄分・カルシウム・葉緑素が合わさることで、貧血予防や骨や歯の強化にも有効です。
豆乳は大豆から得られる乳状の飲料で、たんぱく質やビタミンB1などの含有率が牛乳に似ていることから、古くは牛乳や母乳の代用品として利用されてきた健康飲料です。たんぽぽの葉・たまねぎ・にんにくをコトコト煮たスープは薬効成分が溶け出た抗酸化力の高いスープで、豆乳のたんぱく質やビタミンが加わることで高い栄養価が期待できます。栄養バランスのよい消化に優れたヘルシーなダイエットスープとしておススメです。
イワシは良質なたんぱく質と脂質を持つ青魚です。たんぽぽの葉と一緒に取るサラダは栄養バランスに優れ、体の生理機能が整う食べ合わせです。イワシとたんぽぽの良質な脂質と、レタスとたんぽぽの豊富な食物繊維、たんぽぽのステロールが血中コレステロールを下げ、脂質異常や動脈硬化予防に働きます。ミモザサラダとはゆで卵を裏ごしして粒状にしたものを野菜の上にかけて作るサラダです。粒状の卵黄が、初夏に咲く黄色い花のミモザに似ていることからこの名で呼ばれています。