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灌仏会(かんぶつえ)花祭り

お釈迦様が生まれた日で、もともとはインドの仏事です。この仏事が日本の年中行事になったのは奈良時代で、最初に灌仏会が行われたのは606年(推古14年)、あるいは840年(承和7年)と伝えられています。

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菜種御供大祭

3月25日は九州の大宰府に左遷されその地で亡くなった菅原道真の命日。九州へ向かう途中で道明寺(大阪府)に居る伯母の覚寿尼(かくじゅに)を訪ねた折、心中を察した覚寿尼が、道真の好きな梅の実をかたどり、春の訪れを感じさせる菜種(菜の花)の黄色い色をした団子を作ったことが由来であるといわれています。

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春の彼岸・彼岸の入り

彼岸とは「到彼岸」の略語で、生死煩脳を離脱した仏の世界に到達するという意味です。毎年春分と秋分の日の前後7日間を彼岸とし、806年(大同元年)に行われた早良親王の鎮魂が始まりといわれています

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十六団子

毎年、山と里を行き来する農事の神が、山から種子を抱いて里に降りてくる日といわれ、16個の団子を作ってもてなしました。

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事の日

「事」とは祭事のことで、事の神は「田の神・農神」を指します。この日は農事を始める日で、代表的な農作物で作る「おこと汁」を食べ、豊作を祈願します。

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節分

立春の前日が「節分」で、太陽暦では2月の3日か4日にあたります。この日はちょうど冬から春の節に変わる日で、地方によっては「寒ばなれ」「節替わり」などとも呼ばれています。夜には「福は内、鬼は外」といいながら、鬼の嫌いな豆をまきます。

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初午(はつうま)

2月最初の午の日で、お稲荷さまの縁日。この日には小豆飯を炊いて食べます。お稲荷さまはキツネの背中に乗ってやってくるといわれていますが、稲荷は「稲生り」で農事の神さま、水田の守護神です。