こどもの日として祝日になっているこの日は、「端午の節句」「菖蒲の節句」「男の節句」などと呼ばれています。この行事は中国の習俗を起源としており、古く中国では5月の初午の日に薬草で悪疫除けをする慣わしがありました。
山遊びとは旧暦の3~4月の一定の日に、春の野や山に出かけ、草花を摘み景色を楽しみ、酒盛りをしながら歌ったり踊ったりして一日を過ごす行事です。
お釈迦様が生まれた日で、もともとはインドの仏事です。この仏事が日本の年中行事になったのは奈良時代で、最初に灌仏会が行われたのは606年(推古14年)、あるいは840年(承和7年)と伝えられています。
彼岸とは「到彼岸」の略語で、生死煩脳を離脱した仏の世界に到達するという意味です。毎年春分と秋分の日の前後7日間を彼岸とし、806年(大同元年)に行われた早良親王の鎮魂が始まりといわれています