白玉粉

shiratamako

解説

もち米を一晩水に漬け、水洗いの後すりつぶし、沈殿したものを乾燥させてつくります。寒中につくられるので、別名「寒ざらし粉」とも呼ばれています。室町時代から食されていたといわれ、寒い冬に凍てた米を細かく砕き、だんごの原料として使ったのが始まりといわれています。粒状の乾物食品なので虫がつきにくく、長期保存が可能です。

成分

主成分は炭水化物で、たんぱく質は良質。マグネシウム、リン、亜鉛、マンガンなどのミネラル類を含む。ビタミンB1や食物センイを含有している。

調理ポイント

練る時は水を少量づつ加えて練っていくと失敗しない。
砂糖を混ぜてつくると、4~5日はやわらかいままで食べられる。
調理してからは水に漬けて保存をする。ただし、水がぬるくなると臭いが出るので、時々水を替えるとよい(とくに夏場は注意)。
つくっただんごを長期保存する時は、急速冷凍する。ふやけたり、かたくなるのを防げる。

レシピ