梅干
解説
梅干は梅の実を塩漬けにし、天日で干し乾燥させた食品です。奈良時代に中国から「烏梅(うばい)=梅の実を燻製にしたもの」の形で伝来したといわれ、『医心方(いしんほう)』の中でもさまざまな効能が挙げられており、古くから薬として利用されていました。常備食品として一般庶民の食卓に登場するのは江戸後期、この頃にしその葉を使ってつくる赤い梅干しが誕生しました。
成分
酸味はクエン酸で有機酸を豊富に含む。果肉にはピルビン酸が含まれている。カリウム、鉄などのミネラル類や食物センイを含んでいる。ベンズアルデヒドを含有。核にはアミグダリンが含まれている。
調理ポイント
ベンズアルデヒドが腐敗菌の繁殖を抑える働きがあるので、お弁当に入れるとよい。
梅肉エキスにはチフス菌やブドウ球菌などの菌の発生を阻止する働きがあるので、体力が落ちた時に積極的に取るとよい。
酸味が強い時や苦手な場合は、みりんを少量加えると緩和される。
長く漬けたものほど、薬効が高い。
果肉に含まれるピルビンには肝機能向上の働きがあるので、鉄分の多い食材と一緒に天ぷらにすると効果的。
梅肉エキスにはチフス菌やブドウ球菌などの菌の発生を阻止する働きがあるので、体力が落ちた時に積極的に取るとよい。
酸味が強い時や苦手な場合は、みりんを少量加えると緩和される。
長く漬けたものほど、薬効が高い。
果肉に含まれるピルビンには肝機能向上の働きがあるので、鉄分の多い食材と一緒に天ぷらにすると効果的。
レシピ
- 白菜と鶏ササミの梅肉和え
- ワカサギの煎茶甘辛煮
- うどと鶏ササミの梅肉和え
- にらの梅肉入り豚肉巻き
- モロヘイヤの鶏ササミ巻き
- らっきょう粥
- キスの青しそ巻き天ぷら
- ねぎの豚肉巻き
- ブリの梅カツオ焼き
- ゴーヤの梅肉和え
- ブリの梅肉はさみ焼き
- 納豆・青じそ・梅干しのサラダパスタ
- 青じそと緑茶の梅干し茶
- カツオとチーズの生春巻き
- 梅干しときな粉のおにぎり
- 菜の花と梅干の混ぜごはん
- 梅干と青じそのお粥
- シジミと大根・ほうれん草のスープ
- さつまいも入り炊き込み茶めし
- イワシの梅煮
- ブリの梅肉青じそ揚げ
- 鶏ササミ肉・きゅうり・油揚げの梅じょう油添え
- サンマロールのカシューナッツ焼き
- アジの梅味噌包み揚げ
- 梅干しのさっぱりチーズケーキ
- 梅マヨのほくほくじゃが芋
- 豚肉のうめぇ焼き
- 梅とイカのロコモコ
- 納豆・イカ・きくらげの梅肉和え
- みょうがと鶏ササミ肉の梅肉和え
- つくしと紅鮭の炊き込みごはん
- おおばこと小豆の梅干し粥