かぼちゃ

pumpkin

解説

かぼちゃは大きく3種類に分けられます。ひとつは戦国時代末期に九州に渡来した「日本かぼちゃ」、その後に広まった「西洋かぼちゃ」と細長いものが多い「ぺポかぼちゃ」。現在の主流は南米が原産の西洋かぼちゃ。日本かぼちゃよりも水分が少ないためホクホクしています。貯蔵性が高いので野菜の少ない冬場に食す「冬至のかぼちゃ」は有名です。

成分

西洋かぼちゃは糖質20.6%、たんぱく質1.9%。日本かぼちゃは糖質10.9%、たんぱく質1.6%と西洋かぼちゃの方が甘みが高い。カロテン、ビタミンC、B1、B2、Eのビタミン類と、カルシウム、リン、カリウムなどのミネラルを含んでいる。食物センイも多い。

調理ポイント

ワタの部分にはカロテンが多く含まれているので、できるだけワタを残すとよい。ほどよい甘さがあるので、砂糖は控えめに。
カロテンは熱に強く、油と一緒に調理すると吸収率が高まる。
種にはリノール酸やオレイン酸が多く含まれているのでよく炒り、殻を割って食べるとよい。動脈硬化の予防にもなる。

レシピ