そら豆
解説
マメ科の一・二年草で原産は西南アジアや北アフリカ。古代エジプトやギリシャで栽培されていた歴史の古い豆で、英語名のFavaはラテン語で「豆」の意味です。日本には8世紀の半ば、インドの僧によって伝えられたとの説がありますが、記録として登場するのは1631年に出された『多識篇(たしきへん)』です。凶作時の代用食料としても利用されていました。
成分
主成分はたんぱく質と炭水化物。ビタミンB1、B2などのB群やカルシウム、カリウム、燐、鉄分、亜鉛などのミネラル類を含む。食物センイも豊富。野菜のそら豆はビタミンCが豊富に含まれている。
調理ポイント
ビタミンB群は紫外線に当たると分解するので、サヤ入りを買う方がよい。
皮の部分にも薬効が含まれているので、皮をむかずに料理する方が薬効が高まる。
「おいしいのは3日間」といわれるほど鮮度の落ちるのが早いので、すぐに食べるとよい。
皮の部分にも薬効が含まれているので、皮をむかずに料理する方が薬効が高まる。
「おいしいのは3日間」といわれるほど鮮度の落ちるのが早いので、すぐに食べるとよい。