けんちん汁(女の神ごと)

豆腐を油で炒め、寒い冬に備える
けんちん汁(女の神ごと)
30
218
2.1
1人分

材料

(4人分)
豆腐(木綿)1丁
大根230g
にんじん70g
ごぼう(大)1/2本
さといも(中)4個
ごま油大さじ2※好みで増やしてもよい
煮干15g
5カップ
しょう油適量(大さじ3くらい)
小ねぎの小口切り好みで適量

効能

滋養、体を温める、コレステロール低下

作り方

① 煮干は頭と腹を取る。
② 鍋に水5カップと煮干を入れ、ふたをしないで中火にかけ、沸騰したら7~8分煮てアクを取り、煮干を取り除く。
けんちん汁(女の神ごと)
けんちん汁(女の神ごと)
③ 豆腐は熱湯にさっと通し、水気をかたく絞る。
④ 鍋にごま油を熱し、豆腐を炒める。
けんちん汁(女の神ごと)
⑤ 大根とにんじんは2cm長さの薄い拍子切りにする。
⑥ ごぼうは皮をこそげ、ささがきにして水に放し、水気をきる。
⑦ さといもは皮をむき、1cm厚さの輪切りにする。
⑧ ②の煮干だしに大根、にんじん、ごぼう、さといもを入れて中火で煮る。
⑨ 野菜が煮えたら豆腐を加え、しょう油を入れて味を調え、味がしみたら出来上がり。
けんちん汁(女の神ごと)
小ねぎを添える。

解説

11月15日は油気のあるものを食べ、これからやって来る本格的な冬の寒さに備えるために、体の中から温まる具だくさんのけんちん汁を作ります。収穫の終わった時期であり、畑で取れた野菜を豊富に入れて作ります。豆腐をたっぷりの油で炒めることで良質な脂質を、野菜類でビタミン・ミネラル・食物繊維を取り、疲れた体に栄養を補給します。保存しておいた山菜類を加えると、食物繊維やミネラルをより一層豊富に取り入れることができます。11月15日に行われていた「油祝い」は、寒い冬を乗り切る先人たちの知恵から生まれた行事です。
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