ひるがおの淡紅色の色は、植物のみが持つ抗酸化力に優れたファイトケミカル(植物の持つ化学物質)です。ビタミンEが豊富な油で揚げる天ぷらは、老化防止効果が期待できる一品。ミネラル豊富な自然塩で召し上がってください。体の生理機能が整えられ、適量の塩分は胃腸を整えて筋肉や神経の興奮を鎮めてくれます。揚げる油の温度を低温にすると、ひるがおの花がキレイに揚がります。
かぼちゃはにんじんや春菊と並ぶ代表的な緑黄色野菜です。β‐カロテンの含有量が高く、ビタミンB1・B2やミネラル類も豊富に含有しています。また、体を温め胃腸を丈夫にする働きを持ち、β‐カロテンの活性酸素除去作用が抗がん作用に働きます。かぼちゃとひるがおを一緒に取ると、ひるがおの持つポリフェノールやカロテンの働きが抗酸化力をより一層高め、老化防止や抗がん作用の高い食べ合わせになります。良質なたんぱく質や脂質をチーズや卵白で補い、栄養バランスが整えられ、免疫力強化が期待できます。
いんげん豆はいんげんの完熟した種実で、実の形や色によって金時やうずらなど5品種に分類され、主成分はでん粉とたんぱく質です。いんげん豆は食物繊維を豊富に含んでおり、ゆうがおの食物繊維と一緒に取ると、糖質の吸収を緩慢にして糖尿病改善に働き、腸内で悪玉コレステロールを排泄、血圧安定などに効果を発揮します。血栓予防に有効な鮭の良質な脂質EPA(イコサペンタエン酸)と動物性たんぱく質が胃腸の働きを高めて滋養強壮に働きます。
イワシは私たちの体内で作ることのできない多価不飽和脂肪酸のEPA(イコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を豊富に含んでいる青魚です。EPAとDHAは血中コレステロール値低下に働き、たまねぎの硫化アリルと一緒に血液サラサラに働きます。ひるがおの高い抗酸化力と食物繊維を一緒に取ると、脂質異常や動脈硬化など生活習慣病の予防に有効な食べ合わせになり、味噌の消化吸収に優れたたんぱく質が健康体を作ります。
信田とは油揚げを使った料理に使われる名称です。油揚げは豆腐を薄く切って油で揚げたもので、豆腐同様のアミノ酸組成に優れたたんぱく質と脂質を含んでいます。この油揚げと、ポリフェノールをはじめとする抗酸化力に優れたひるがお、糖質が豊富なじゃがいもとかぼちゃを一緒に取ると、たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルがバランスよく取れる栄養食になります。ダイエットにも優れたヘルシーメニューです。
牛肉は肉類の中でもっとも栄養価が高く、常食すると気力が増して体が健やかになる食品です。牛肉で作るミートソースとすべりひゆの食べ合わせは、アミノ酸バランスに優れたたんぱく質と良質な脂質、ビタミンやミネラルがバランスよく取れる滋養食です。牛肉の豊富な鉄分と麺類の小麦粉は、体を温め貧血や冷え性などに有効に働きます。すべりひゆ・たまねぎ・にんにく・トマト・枝豆の食物繊維が、牛肉の脂質過多を防ぎます。
豚肉はビタミンB1を豊富に含む肉です。ビタミンB1は糖質をエネルギーに換える働きを持つため、疲労回復や脳の働きの活性化などに欠かせないビタミンです。すべりひゆ・豚肉・卵を一緒に取ると、良質なたんぱく質・脂質・ビタミン類が豊富に取れ、滋養や健脳に優れた食べ合わせになります。すべりひゆの食物繊維が腸内環境を整えてコレステロール低下などに働き、付け合せの野菜で不足気味のビタミンCを補います。
鮭は豊富なたんぱく質と良質な脂質を含んでいる魚です。脂質はすべりひゆにも含まれているのと同じω‐3脂肪酸で、特に血小板の凝集を抑えて血を固まりにくくするEPA(イコサペンタエン酸)を豊富に含んでいます。また、鮭にはすべりひゆ同様にビタミンA・ビタミンB1なども豊富に含まれているため、すべりひゆと一緒に取ると、中性脂肪減少や動脈硬化予防、体の生理機能を整えるなどに有効な食べ合わせになります。
油揚げは豆腐を薄く切って油で揚げた食品で、豆腐同様のアミノ酸組成に優れたたんぱく質と脂質を持っています。油で揚げているのでビタミンE含有が高く、過酸化脂質を防いで老化や動脈硬化予防に有効に働きます。すべりひゆのω‐3脂肪酸やグルタチオン、味噌の高い抗酸化力、酢のクエン酸などの有機酸を一緒に取ると、体の新陳代謝が活発になって代謝機能が高まり、老化防止や疲労回復などが期待できます。ヘルシーなダイエット食としてもおススメです。油揚げは酸化しやすいので、製造日当日以外のものは熱湯を回しかけて油抜きしましょう。
味噌は蒸した大豆に麹と塩を加えて発酵熟成させた食品です。発酵熟成過程で大豆には含まれていないビタミン類が生成され、原料の大豆が持つ栄養成分と相まって健康体を作る長寿食品へと変身します。ω‐3脂肪酸を豊富に含むすべりひゆと味噌を一緒に取ると、コレステロールが洗い流されて生活習慣病の予防に有効な食べ合わせになります。すべりひゆと味噌の双方に含まれる高い抗酸化力が細胞の酸化予防に働き、老化を防止して脳の活性化に働きます。