小松菜と鶏手羽先の炒め煮

鶏手羽先はコラーゲンが豊富で、体を温める効果が高く、冬の食卓に貴重な食材です。小松菜に豊富に含まれるカルシウムは鶏手羽先や油揚げの良質なたんぱく質がプラスされることで吸収率が高まり、骨や歯を丈夫にし、骨粗鬆症の予防に有効です。また、緑黄色野菜の小松菜はβ‐カロテン含有が高く、油で炒めると体内での吸収率がグンとアップして高い抗酸化力を発揮し、抗がん作用に働きます。

アボカドジュース

アボカドと牛乳はともに栄養バランスに優れた食品です。アボカドの植物性たんぱく質と牛乳の動物性たんぱく質、カルシウム、鉄分などのバランスのよいミネラル類が体の生理機能を整えて免疫力強化に働きます。アボカドの食物繊維と牛乳の乳酸菌が腸の働きを活発にして、便秘を予防。増血作用を持つアボカドのビタミンB6と吸収率のよい牛乳の鉄分の作用で、貧血予防も期待できます。

アボカドのコロッケ

アボカドのたんぱく質とじゃがいもの糖質がエネルギーを高め、力のつく一品です。チーズの動物性たんぱく質がプラスされ、体力がより一層強化されます。じゃがいものビタミンCは加熱に強く、アボカドの脂質の分解を助けて栄養成分を体内に有効に取り入れる働きをします。アボカドが含有する必須アミノ酸のリジンは成長に欠かせない栄養素なので、子どもに食べさせたい一品です。

アボカドのマグロどんぶり

アボカドの脂質はビタミンEや不飽和脂肪酸のリノレン酸・リノール酸で、マグロの脂質は不飽和脂肪酸のDHAやEPA。ともに良質な脂質で、血液をサラサラにする働きに優れています。さらに、アボカドとマグロには増血作用のある鉄分が多く含まれており、貧血予防が期待できます。高カロリーなアボカドですが、レモン・青じそ・海苔のビタミンCが脂質の分解を助けてくれるため、取り過ぎの心配はありません。

レタスジュース

レタスはビタミン類やミネラル類、食物繊維を豊富に含む野菜です。老化防止のビタミンと呼ばれるビタミンEは血液中の悪玉コレステロールを減らす働きがあり、小豆のサポニンの働きと一緒になって血液をサラサラにします。サポニンは利尿効果も優れているので、レタスのカリウムと一緒に尿の出をよくして浮腫を取り除き、余分な塩分排泄にも有効に働きます。

レタスチャーハン

たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン類やミネラル類がバランスよく取れる一品です。レタスのビタミンCとにんじんのβ‐カロテンの働きで粘膜が強化され、風邪予防や美肌が期待できます。レタスのビタミンEと落花生の脂質が老化を予防して若さを維持。豚肉のビタミンB1の吸収をにんにくのアリシンが高めるので、疲れが取れ、元気が出ます。

レタスときのこの鍋

レタスの持つビタミンEがたっぷり取れる一品です。さっと加熱することで、生食よりもたくさんのビタミンEを取ることができます。βーグルカンが豊富なまいたけを始めとするきのこ類は抗酸化力に優れ、レタスのカロテンと一緒にがん予防に有効な食べ合わせになります。きのこが含有するビタミンDがレタスのカルシウム吸収を高めるため、骨や歯が強化され、精神安定に働きます。

菜の花のマカロニサラダ

菜の花の持つβ‐カロテンやビタミンCに、にんにくの抗酸化力がプラスされた細胞の活性化に有効な一品です。マカロニで糖質を補い、ベーコン、チーズ、マヨネーズで良質なたんぱく質と脂質を補い栄養バランスを整えます。菜の花やチーズのカルシウムが骨の強化に働き、骨粗鬆症の予防にも有効です。菜の花のβ‐カロテンは細胞の酸化を防止する働きを持っています。

菜の花の天ぷら

菜の花のβ‐カロテンは油で揚げることで吸収率が高まり、特有の苦みがやわらぎます。菜の花もエビもともにカルシウム含有に優れ、骨や歯を強化し、精神安定に働きます。カシューナッツのビタミンEが不飽和脂肪酸の酸化を防ぎ、老化を防止します。レモンや大根おろしでビタミンCを補うことで、粘膜が強化され美肌効果が高まります。

菜の花とカニの辛子和え

菜の花のほのかな苦みと辛子の辛みがマッチした一品です。ビタミン類やミネラル類が豊富な菜の花に、カニで良質なたんぱく質、松の実で不飽和脂肪酸を補い、栄養バランスを整えます。抗酸化力に優れた菜の花と松の実が、細胞を酸化から守り、抗がん作用に働きます。菜の花のβ‐カロテンは松の実の脂質によって吸収力が高められ、風邪の予防や美肌作りに有効に働きます。