きなこ

kinako

解説

大豆を煎ってからひき、粉にしたきな粉は、大豆栽培が盛んになり始めた奈良時代から食されていたといわれています。香りがよく、粉状なので消化のよいのが特徴です。使われる大豆によって黄色と青色があり、黄色い色が一般的です。色が黄色いので「黄なる粉」から「きな粉」と呼ばれるようになりました。きな粉にはたんぱく質含有の高い国内産や中国産の大豆が適しています。

成分

良質たんぱく質と脂質、ビタミンB1、B2、Eを含む。鉄分、カルシウム、亜鉛などのミネラル類や食物センイを多く含んでいる。脂質は不飽和脂肪酸のリノール酸。レシチン、サポニン、イソフラボンが含まれている。

調理ポイント

保存期間は密封状態で冷暗所に置き約1カ月が目安。長期に置くと脂質が酸化するので注意。また風味も落ちる。
保存の時は空気を抜いてしっかり密閉する。

レシピ