脂質異常

「血液中の脂質が異常値を示す状態」を脂質異常といいます。血液中にはコレステロール、中性脂肪(代表的なものは取りグリセリド)、リン脂質、遊離脂肪酸の4種類の脂質が溶け込んでいます。このうち、コレステロールや中性脂肪が多過ぎる(あるいは少な過ぎる)状態が脂質異常です。

動脈硬化

動脈硬化は「血管の老化現象」です。動脈は血液を心臓から全身に送り届ける役目を担う血管で、非常にしなやかで血液が流れるたびに血管の太さを拡張・収縮しています。

がん

がんは体にできる悪性の腫瘍の総称です。体を構成する細胞が何らかの原因で新しい異常を生み出し、その異常の勢いが強く他の細胞に飛び火(転移という)するため、悪性新生物といわれています。

片頭痛

頭がズキンズキンと痛む片頭痛。疫学調査によると、日本人の8~10%の人が片頭痛に悩まされているといわれています。

自律神経失調症

自律神経失調症とは「自律神経のバランスが乱れたことにより起こる身体のさまざまな不調」をいいます。病変ではないので心身不調であっても、検査の結果に問題は見つからないことが多いのが現状です。

心筋梗塞

心筋梗塞とは血液不足により心臓壁の一部が壊死することで起こる循環器疾患です。心臓そのものに栄養や酸素を与えて動かしているのは「冠状動脈」と呼ばれる動脈です。

風邪

正式には「風邪症候群」といい、細菌やウイルスが鼻や喉などに侵入することで感染し、急性の炎症を伴う症状です。