長いものヌルヌル成分は気管や消化管などの粘膜を守る働きを持っています。消化がよくお腹を温める鶏肉、粘膜強化に働くにんじん、免疫細胞を活性化するエリンギと一緒に取ると、ウイルス予防に優れた食べ合わせになります。
ビタミンCが豊富でジアスターゼなどの消化酵素を含んでいる大根は、加熱すると胃腸を温め、消化吸収が高まる食材になります。たんぱく質と脂質を含む栄養価の高い牛肉と一緒に取ると、胃腸の働きがさらに高まり、体力強化につながります。牛肉は鉄分を多く含有しているため、冷え性にも有効です。枝豆のビタミンB1が疲れを癒してさらに体力強化に働きます。
さつまいもは胃腸の働きを高め体力強化に優れた野菜です。豊富に含まれるビタミンCは、加熱にも破壊されにくいのが特徴です。りんごのペクチンとキウイフルーツのビタミンCが抵抗力を高め免疫力強化に働くため、ウイルス感染の予防や回復に有効な食べ合わせになります。レーズンの抗酸化力が免疫力をさらに高めます。
小松菜・牛肉・にんじんで作る炊き込みご飯は、たんぱく質・糖質・ビタミン・ミネラルがバランスよく取れ、体力がつき滋養強壮に優れた食べ合わせです。牛肉は肉類の中でも最も栄養価が高く、胃腸を強化して消化吸収をよくする働きに優れています。鼻や喉の粘膜を強化するビタミンAがしっかり取れ、付け合せの野菜でビタミンCを補うことで、免疫力が高まります。
干し柿は胃腸を強化し内臓を温める作用があるとして昔から食べられていた保存食です。干すことでビタミンA含有が高まり、ウイルス侵入口である鼻や喉の粘膜強化に働きます。黒豆の良質なたんぱく質・ビタミンEと、ブロッコリーのビタミンCを一緒に取ると、免疫力が強化され、インフルエンザ予防に有効な食べ合わせになります。
れんこんはビタミンCや食物繊維を豊富に含んでいる野菜です。ビタミンCがウイルス感染への抵抗力をつけ、ヌメリ成分の水溶性食物繊維が器官や粘膜を守ります。良質なたんぱく質やビタミンAを含むアナゴと、ビタミンCやB群を含む枝豆をプラスすることで、免疫力がさらに高まり、インフルエンザや風邪予防が期待できます。海苔の亜鉛が免疫力強化にさらに働きます。
にら・豚肉・キムチは、にらの硫化アリルとビタミンAやC、豚肉のたんぱく質やビタミンB群、キムチの高い抗酸化力の働きにより、体の抵抗力が高まりウイルス感染の予防に有効な食べ合わせとなります。卵は必須アミノ酸の全てを含有しビタミンやミネラルも豊富な完全食品で、プラスすることで免疫力強化に働きます。