菜の花
解説
アブラナ科の野菜で、花や茎、葉を食し、かすかな苦みを持っています。かつてはアブラナ(油菜)と呼ばれ採油用に栽培されていましたが、現在は野菜としての栽培が盛んです。つぼみを食べる和種と茎を食べる洋種の2種類があり、和種は弥生時代に、洋種は明治初期に伝わったといわれています。開花前の方が栄養価に優れ、価格も高くなります。
成分
カロテンやビタミンC、E、Kなどのビタミン類や、カルシウムや鉄分、カリウムなどのミネラル類を豊富に含んでいる。アブラナ科に含まれるスルフォラファンを含有している。特有の苦みを持っている。
調理ポイント
苦みがあるので、さっとゆでる。ゆで過ぎるとビタミン類が流失してしまうので注意する。
茎の切り口に近い部分は固いので、2~3cm切り落として使うとよい。
苦みをやわらげるには、油で炒めるとよい。グラタンなどに入れても苦みはやわらぐ。
茎の切り口に近い部分は固いので、2~3cm切り落として使うとよい。
苦みをやわらげるには、油で炒めるとよい。グラタンなどに入れても苦みはやわらぐ。