くるみとごまのお粥

くるみとごまのお粥

くるみもごまも、良質な脂質と豊富な食物センイを含んだ食べ物です。もち米は体内を温める作用を持ち、食物センイも豊富な穀類です。もち米とくるみやごまと一緒に食べ合わせると、胃腸をはじめ消化器官が丈夫になり、腸の働きも高まります。また、もち米は冷え性を改善する働きがあるので、冷えからくる下痢にも有効です。

蓮の実と鶏肉のお粥

蓮の実と鶏肉のお粥

蓮子(レンズ)と呼ばれる蓮の実は、生命力を養う食べ物として中華料理では頻繁に登場する食材です。消化吸収に優れた良質なたんぱく質を含む鶏肉と一緒に取ると、体が温まって血流がよくなり、体力が強化される食べ合わせになります。お腹を温める作用を持つ蓮の実と鶏肉は、病後の体力が落ちた時に特に効果が期待できます。

かぼちゃと鮭のお粥

かぼちゃと鮭のお粥

β-カロテンが豊富なかぼちゃは、体を温めて血流をよくする温性の野菜です。同様に鮭はビタミンAが豊富な温性の魚。かぼちゃと鮭を炊き込んだお粥は、粘膜を強化して消化吸収能力を高め、風邪の予防に働きます。かぼちゃのβ-カロテンは鮭の脂質で吸収率が高められ、眼に栄養を与え皮膚を健康に保ちます。

ゆずと白菜のお粥

ゆずと白菜のお粥

ゆずはビタミンCが豊富で体を温める作用を持っています。同様にビタミンCが豊富な白菜は体内の余分な熱を取り去る作用を持っており、ゆずと白菜を一緒に取ると熱のある初期の風邪に有効な食べ合わせになります。血行をよくするもち米をプラスして体力を増強し、白菜の特殊成分ジチオールチオニンが細胞の酸化を予防します。

焼きねぎとしょうがのお粥

焼きねぎとしょうがのお粥

ねぎの辛み成分であるアリシンは胃液の分泌を促して消化を高め血行をよくする働きを持っており、白い部分は中医学では葱白(そうはく)と呼ばれ、薬効が多く含まれています。咳を鎮める働きを持つしょうがと、胃腸の働きを増進させる青じそと一緒に取ると、体が温まり発汗作用が高まるため、初期の風邪予防に有効な食べ合わせになります。

にらたっぷりのおべんとう

にらたっぷりのおべんとう

カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類やカルシウムなどのミネラル類を豊富に含むにらは、冬から春にかけて、葉が肉厚でやわらかくなり一番おいしい季節です。特有の香りの硫化アリルはビタミンB1の吸収を高める働きに優れているので、ビタミンB1含有の高い食材と一緒に取ると、疲労感・倦怠感・かっけ予防に有効に働きます。にらは胃腸を温める作用を持っているため、常食すると冷え性や神経痛の予防にも有効です。

ウナギとカリカリにんにくのおにぎり

ウナギとカリカリにんにくのおにぎり

ウナギは体に抵抗力をつけ粘膜を強化するビタミンA、疲労回復に効果のあるビタミンB1を豊富に含む食品です。ウナギとにんにくを一緒に取ると、ウナギのビタミンB1がにんにくの硫化アリルによって吸収率が高まるため、疲労回復や冷え性改善に有効な食べ合わせになります。

かぶと鶏肉のカレー煮込み

かぶと鶏肉のカレー煮込み

かぶの根は胃腸を温めて強化する働きを持ち、抗がん作用に働くグルコシノレートを含有しています。かぶを抗酸化力の高いカレー粉と一緒に取ると、胃腸が強化され免疫力が高まる食べ合わせになります。かぶに含まれる葉酸と鶏モモ肉の鉄分が一緒に働き、貧血予防や冷え性予防にも有効。鶏肉から出るアクはえぐみの元になるので、ていねいに取るとうまみが一段と増します。

鶏手羽入りカレー炊き込みごはん

鶏手羽入りカレー炊き込みごはん

鶏肉は淡泊でやわらかい良質のたんぱく質を含み、鶏手羽肉には老化防止に働くコラーゲンが豊富に含まれています。鶏肉はビタミンAを豊富に含有し、ピーマンのβ‐カロテンと一緒に皮膚や粘膜を強化して美肌を作ります。もち米を加えて体力を強化し、冷え性を改善します。

みかんとしょうがのホットドリンク

みかんとしょうがのホットドリンク

加熱したみかんとしょうがで作るホットドリンクは、発汗作用が高まり風邪の予防に効果の高い飲み物です。加熱したみかんは血流をよくして冷えを防ぎ、しょうがは体を温め発汗作用を促します。体の中から温まり、冷え症予防に有効です。