肉じゃが

肉じゃが

じゃがいもは「カリウムの王様」と呼ばれる根野菜です。豊富なカリウムが体内の余分なナトリウムを排出し、血圧を安定させて高血圧や腎臓予防に働きます。カリウムは水溶性なので、損失量を少なくするには、煮物料理が一番有効な調理法です。肉と根菜を一緒に取ると、余分な脂質が絡め取られるため、動物性脂質の取り過ぎを予防することができる優れた食べ合わせになります。

アサリときゅうりの海苔酢

アサリときゅうりの海苔酢

海苔はビタミン・ミネラル・食物繊維などを豊富に含んでいます。特に水溶性の食物繊維はナトリウムが腸から吸収されるのを防ぐと同時にカリウム放出にも働き、カリウムやカルシウムの働きと一緒に、血圧降下に有効に働きます。アサリのタウリン、きゅうりのカリウム、酢のアルギニンが高血圧予防効果をさらに高めます。

納豆とそばの海苔巻き

納豆とそばの海苔巻き

納豆は納豆菌の働きによって消化酵素が分泌されるため消化吸収が促進される食べ物です。そばには糖質・たんぱく質・ビタミンB群、海苔にはビタミンAやCが豊富に含まれ、納豆と一緒に取ると、美肌や美白が期待できる食べ合わせになります。豊富なカルシウムが骨を強化して骨粗鬆症の予防に働き、カリウムが血圧安定に働きます。

コンビーフとじゃがいものお餅

コンビーフとじゃがいものお餅

コンビーフ缶はたんぱく質が豊富な食品ですが、加工保存品のため塩分含有が高くなっています。じゃがいもと一緒に取ると、じゃがいものカリウムが体内の余分な塩分を体外に排出して高血圧の予防に働きます。じゃがいものビタミンCは加熱に強く、コンビーフ缶の鉄分吸収を高め、貧血予防にも有効です。

ゴーヤとエビのかき揚げ

ゴーヤとエビのかき揚げ

ゴーヤはビタミンCやカリウムを豊富に含む利尿作用の高い南国野菜です。エビは高たんぱくで低脂肪、甘み成分に含まれるベタインとうま味成分に含まれるタウリンは血中コレステロールを低下させる働きを持っています。ゴーヤとエビを一緒に取ると、栄養バランスが高まり、高血圧の予防に有効な食べ合わせになります。ゴーヤ特有の苦みは加熱することでやわらぐので、苦みが苦手な方におススメです。

タコのじゃがいも包み揚げ

タコのじゃがいも包み揚げ

タコに含まれる遊離アミノ酸のタウリンには、血中コレステロール値を下げて血圧を安定させる働きがあり、じゃがいもに豊富に含まれるカリウムと一緒になって、高血圧を予防し血圧を正常にします。じゃがいもの豊富に含まれるビタミンCは加熱に強い優れもの。粉チーズでたんぱく質を、パセリを添えてビタミンCを補います。

モロヘイヤの味噌スープ

モロヘイヤの味噌スープ

モロヘイヤを油で炒めて汁ごといただけるスープは、β‐カロテンの吸収率が高まり、水溶性のビタミンB群やカリウムなどが無駄なく取れる食べ合わせです。抗酸化力が高まり、モロヘイヤとじゃがいものカリウムが高血圧予防に働きます。味噌には体に有用な微生物が生きているので、加熱し過ぎないように注意しましょう。

そら豆としいたけのおろし和え

そら豆としいたけのおろし和え

そら豆の食物繊維としいたけのレンチナンは血中コレステロールを下げる働きを持ち、脂質異常・動脈硬化・高血圧の予防に有効です。大根にはビタミンCやジアスターゼなどの消化酵素が豊富に含まれ、がん細胞の抑制に働く食物繊維のリグニンとしいたけの抗酸化力が抗がん作用に働きます。

スナップえんどうのベーコン巻き

スナップえんどうのベーコン巻き

スナップえんどうとしいたけの食べ合わせは、スナップえんどうのビタミンCや食物繊維、しいたけの菌糸体や食物繊維の働きで、抗がん作用・動脈硬化・高血圧・便秘予防などに有効な食べ合わせになります。スナップえんどうのビタミンCはベーコンのビタミンAと一緒に取ることで、吸収率が高まり、血管が強化され感染症の予防に有効に働きます。

マッシュルームと牛ひき肉の味噌サンド

マッシュルームと牛ひき肉の味噌サンド

マッシュルームには鉄分やナイアシンが含まれており、ナイアシンは血行をよくし、鉄分は牛肉の鉄分と一緒に、貧血や冷え性を予防します。マッシュルームとレタスのカリウムが体内の余分なナトリウムを排出して高血圧や動脈硬化の予防に有効に働きます。牛肉の動物性たんぱく質と、味噌の植物性たんぱく質の両方が取れる栄養価の高いサンドイッチです。