おねり(御煉り)

おねり(御煉り)

じゃがいもやかぼちゃを煮込んだ中にとうもろこしの粉を加え、しるこ状にしたおねりは山梨県の郷土料理です。「朝はおねり、昼は麦飯、夜はほうとう」などとも言われるように、米の少なかった時代の朝の主食として食べられていました。好みでやわらかい方がよければポタージュ状に、かたい方がよければきんとんのように練り上げます。また、かたく練ってフライパンで焼く食べ方もあります。

大根の輪切り汁

大根の輪切り汁

甘みが増した冬場の大根とイワシを一緒に煮て作る大根の輪切り汁は、お正月料理にも登場する千葉県の郷土料理です。イワシの他にサンマを使うこともあります。冬のサンマは脂が少ないので煮崩れの心配がなく、大量に作る時にはサンマが使われることもあります。

イカのワラワラ

イカのワラワラ

生きたイカが手に入る仙台の郷土料理です。鮮度のよいイカの内臓と大根おろしで、輪切りのイカを煮る料理です。「ワラワラ」とは「急ぐ」という意味を持つ方言で、短時間で作ることができる料理です。

コッカムサムの干し柿ドレッシングサラダ

コッカムサムの干し柿ドレッシングサラダ

柿を干して作る干し柿は、生柿に比べてカロテンや食物繊維の含有量が高い保存食品です。カロテンの抗酸化力が細胞の酸化を抑制し、食物繊維が腸内の有害物質排泄に働くため、大腸がんをはじめとするがん予防に有効です。ブロッコリーと水菜のビタミンCと一緒に取ると、抗酸化力が高まり、高い抗がん作用が期待できる食べ合せになります。美肌や生活習慣病予防にもおススメです。

キャベツ・りんご・グレープフルーツのサラダ

キャベツ・りんご・グレープフルーツのサラダ

キャベツ・りんご・グレープフルーツに豊富に含まれるビタミンCは、発がん性物質のひとつであるニトロソアミンの生成を抑える働きに優れているため、がん予防に有効な成分です。食物繊維も豊富に含まれ、腸内の有害物質が排泄され、便秘や大腸がん予防に有効です。抗酸化力の高いブルーベリーが免疫力の強化に働きます。

根菜ときのこの豆乳グラタン

根菜ときのこの豆乳グラタン

根菜ときのこは、ともに豊富に含んでいる食物繊維が大腸内で発がん性のある有害物質の生成を抑制するため、大腸がん予防に有効な食べ合せになります。にんじんのβーカロテン、まいたけのβ―グルカン、豆乳のイソフラボンが細胞の酸化を予防して活性酸素撃退に働きます。免疫力が強化され、便秘や生活習慣病の予防にも優れています。

にんじんとやまいものエビのせトロトロ焼き

にんじんとやまいものエビのせトロトロ焼き

にんじんはβーカロテンを豊富に含む緑黄色野菜で、特に肺がん予防野菜として知られています。β―カロテンは活性酸素の働きを抑制する働きに優れ、体内でビタミンAに変化して皮膚や粘膜を健康に保つため、潤いのある美肌やドライアイの予防にも有効です。滋養強壮に優れたやまいもと良質な脂質を持つエビが、細胞の酸化予防をさらに高めます。

かぼちゃ・にんじん・まいたけの揚げ煮

かぼちゃ・にんじん・まいたけの揚げ煮

かぼちゃとにんじんは活性酸素を強力に除去する働きに優れているため、代表的ながん予防野菜として有名です。また、まいたけは免疫機能を回復させる多糖質のβ―グルカンを他のきのこよりも多く含有しており、一緒に取ることで免疫力が強化され、がん予防に優れた食べ合せになります。かぼちゃ・にんじん・いんげんのβ―カロテンは油で揚げることで吸収率がグンとアップします。

えのきだけの信田巻きと根菜の煮もの

えのきだけの信田巻きと根菜の煮もの

油揚げ・えのきだけ・にんじん・じゃがいも・こんにゃくを一緒に取ると、β―カロテン・ビタミンC・食物繊維を十分に取ることができるため、高い抗がん作用が期待できる食べ合せになります。じゃがいものビタミンCは加熱に強く、効率よく体内に吸収されて胃での発がん性物質の生成を抑えます。脂質異常や動脈硬化予防にも有効な一品です。

豆とドライフルーツの梅酒煮

豆とドライフルーツの梅酒煮

豆とドライフルーツは、ファイトケミカルの宝庫のような食べ合わせです。高い抗酸化力・豊富な食物繊維・ビタミン・ミネラルが細胞の酸化を予防して免疫力を強化し、抗がん作用に働きます。梅の効能が溶け出た梅酒に漬けることで、胃腸の働きが高まり、高い便秘解消が期待できます。