ひたし豆

ひたし豆

信越・東北地方に伝わる郷土料理で、青色の大豆をわずかに歯ごたえが残る程度に茹で、しょう油に漬けた料理です。「ひらき豆」「ひやかし豆」などとも呼ばれ、冠婚葬祭に供されます。カズノコやスルメを一緒に漬け込むとコクが出ると同時に栄養化も高まります。

イワシのけんちん焼き

イワシのけんちん焼き

イワシは良質なたんぱく質と多価不飽和脂肪酸のEPA(イコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を豊富に含んでいる青魚です。良質なたんぱく質が血管を強化し、EPAやDHAが血中コレステロールの低下に働きます。にんじん・ごぼう・しいたけの食物繊維が血管壁へのコレステロールの沈着を防ぎ、豆腐の大豆たんぱくがコレステロールを低下します。脳の老化防止にも有効な食べ合わせです。

卵黄とバナナのミルクジュース

卵黄とバナナのミルクジュース

卵と牛乳は病後の衰弱や栄養不足時に有効な食べ物です。特に卵黄は脳や神経にとって必要不可欠なレシチンを豊富に含んでいるため、健脳や老化防止に優れた働きを発揮します。バナナの糖質をプラスすることで、体力を強化し、発熱時の栄養補給に最適なジュースになります。

紅菜苔とシラス干しの混ぜごはん

紅菜苔とシラス干しの混ぜごはん

紅菜苔とシラス干しは、カルシウムを豊富に含んでいるため、骨や歯を強化して精神安定に働く食べ合わせです。シラス干しのDHA(ドコサヘキサエン酸)と卵のレシチンが脳細胞の活性化に働き、胚芽米のビタミンB群や食物繊維が、動脈硬化などの生活習慣病の予防に働きます。紅菜苔の花の部分は塩漬けして加えると、さらに美味しく、食欲が増進されます。

ヒジキとナッツのさといもコロッケ

ヒジキとナッツのさといもコロッケ

ヒジキに豊富に含まれるマグネシウムは、脳血管の緊張を緩和し、炎症を起こす物質の合成や放出を予防する働きを持っています。同様にマグネシウムを豊富に含むナッツをプラスすることで、その働きがより一層高められます。さといも特有のヌメリには機能性成分がたっぷり含まれます。ヌメリは落とさず調理しましょう。

そばのオイスター炒め卵黄のせ

そばのオイスター炒め卵黄のせ

そばは胃腸を丈夫にして消化を促進する働きがあるため、胃もたれや下痢に効果があります。卵黄と一緒に取ると、良質な動物性たんぱく質や脂質が取れるため、血や肉が作られ体力が強化される食べ合わせになります。卵黄に豊富に含まれるレシチンが脳細胞の活性化に働き、そばに含まれるルチンが毛細血管を強化して止血に働くため、脳卒中の予防が期待できます。

トマト入りデザートひっつみ

トマト入りデザートひっつみ

小麦粉・トマト・きな粉は、血圧低下や抗がん作用が期待できる食べ合わせです。小麦粉を取ることで、体力強化と同時に、水分代謝が高まり体のほてりを鎮める作用に働きます。きな粉の原料は畑の肉と称される大豆で、良質なたんぱく質・脂質・ビタミンB群・ビタミンE・カルシウム・食物繊維などの栄養成分、さらにレシチン・サポニンといった機能性成分を豊富に含んでいます。小麦粉の糖質と一緒に取ることで体力が強化し、生活習慣病の予防に有効に働きます。トマトの抗酸化力が抗がん予防に働き、レシチンが健脳効果に有効です。

小豆とさつまいものオムレツ

小豆とさつまいものオムレツ

小豆とさつまいもは、糖質・たんぱく質・ビタミン・カリウム・食物繊維などが豊富に取れる食べ合わせです。卵の良質なたんぱく質と脂質が加わることで、栄養バランスが満点になります。アミノ酸スコアに優れた卵のたんぱく質が血液や体液を補い、レシチンが脳の活性化に働きます。食物繊維が便秘を解消して胃腸を健やかにし、カリウムが高血圧予防に有効です。

小豆汁+かぼちゃ+落花生

小豆汁+かぼちゃ+落花生

小豆とかぼちゃはともに抗酸化力が高く、糖質が多く、胃腸の働きを整え疲労を回復し、生活習慣病予防に有効に働きます。落花生を加えて脳の働きを高めます。