パセリたっぷりのおべんとう

パセリたっぷりのおべんとう

パセリはβ‐カロテンやビタミンCを豊富に含む緑黄色野菜で、特有の香りのピネンやアピオールなどには食欲を増進させる働きがあります。一年中食卓に登る野菜ですが、3~4月のパセリは味も風味もよいのが特徴。豊富な栄養素が眼の疲れや精神安定にも有効に働きます。日本の食生活の中では肉などの添え物として扱われることが多い野菜ですが、栄養価の高さは野菜の中ではトップクラス。積極的に日々の食卓に取り入れてください。

アスパラガスたっぷりのおべんとう

アスパラガスたっぷりのおべんとう

アスパラガスには、新陳代謝を促して弱った胃腸を整えるアスパラギン酸といううまみ成分が含まれています。アスパラギン酸は食欲増進や疲労回復に有効で、穂先に含まれるルチンは毛細血管を強化して高血圧や動脈硬化の予防に働きます。アスパラガスには白とグリーンがありますが、グリーンの方がカロテンなどビタミン類が豊富に含まれ、カロテンは油と一緒に調理すると吸収率がアップします。

にらと豚ひき肉のおにぎり

にらと豚ひき肉のおにぎり

にらと豚ひき肉を一緒に取ると、にらの硫化アリルが豚肉のビタミンB1の吸収率を高めるため、疲労回復や食欲不振などに効果を発揮する食べ合わせになります。しょう油を加えることで、体を温める効果が高まります。

牛ひき肉と金時豆のチリソース

牛ひき肉と金時豆のチリソース

栄養価の高い牛肉と食物繊維の多い金時豆は、牛肉の脂質取り過ぎを心配しない食べ合わせです。金時豆の良質な植物性たんぱく質は、牛肉と一緒に取ると骨・筋肉・血液が形成されて健康維持に有効です。チリソースが食欲を増進させ、にんにくやトマトの抗酸化力が免疫力強化に働きます。

カレー味の豚ひき肉エッグ

カレー味の豚ひき肉エッグ

豚肉とキャベツを一緒に取ると、豚肉のビタミンB群とキャベツの遊離アミノ酸が脳の活性化に働き、病後の体力回復や老化に伴うめまいなどの予防に有効な食べ合わせになります。カレー粉が食欲増進に働き、美肌効果も期待できます。付け合せには生野菜を添えてビタミンCを補いましょう。

豆腐とトマトのチリソース

豆腐とトマトのチリソース

三大栄養素、ビタミン、ミネラルの栄養素がバランスよく取れる一品です。にんじん・にんく・トマトには高い抗がん作用があり、豆腐の植物性たんぱく質と豚肉の動物性たんぱく質と一緒に取ると、免疫力を強化する働きがさらに高まる食べ合わせになります。チリソースの辛みが発汗を促し、食欲が増進されます。

揚げ豆腐と雑穀米のカレードレッシング

揚げ豆腐と雑穀米のカレードレッシング

油で揚げた豆腐で脂質を、雑穀米で糖質を、ロースハムでたんぱく質を補う体力のつく一品です。ドレッシングの酢が三大栄養素の体内への吸収を高め、カレー粉の薬効が食欲増進や免疫力強化に働きます。きゅうりの体を冷やす作用は、酢と一緒に取ることでやわらげられます。

カレー肉じゃが

カレー肉じゃが

お袋の味の定番料理「肉じゃが」は、牛肉の脂質をじゃがいも・にんじん・たまねぎの食物繊維がからめ取るため、牛肉の脂質過多を心配することなく取ることができる賢い食べ合わせです。じゃがいものカリウムが血圧安定に働き、カレー粉をプラスすることで抗酸化力が高まります。食欲増進、胃腸や体力の強化に優れた一品です。

半熟卵入り雑穀のカレー雑炊

半熟卵入り雑穀のカレー雑炊

太陽の光を浴びて糖化され甘みが増した切り干し大根は、ビタミン・ミネラル・食物繊維などを豊富に含む乾燥保存食品で、胃腸を温め消化吸収を増進する働きを持っています。カレー粉で調味した雑炊は胃腸の消化吸収を高め食欲増進に働きます。にんじんのβ‐カロテン、卵のたんぱく質と脂質、雑穀米の糖質がプラスされた栄養バランスのよい滋養食です。

カツオとチーズの生春巻き

カツオとチーズの生春巻き

ビタミンB1を含むカツオとビタミンB2を含むプロセスチーズは、疲れやすい体を元気にしてくれる食材です。青じそや白髪ねぎの硫化アリルがビタミンB群の吸収を高め、疲労回復力が高まります。米粉が主原料のライスペーパーは、ビタミンB群やクエン酸の働きで有効なエネルギーに変換され、体力を強化して疲労回復力をさらに高めます。梅干のクエン酸が食欲増進に働きます。