大平(おおひら)
栄養バランスに優れ、免疫力が強化される
60
211
2.8
1人分
211
2.8
1人分
効能
免疫力、コレステロール低下、便秘
作り方
① れんこんとさといもは皮をむき、乱切りにする。
② 干ししいたけは水で戻し、石づきを取り、乱切りにする。
③ ごぼうは皮をこそげ、乱切りにして水に放す。
④ にんじんは皮をこそげ、乱切りにする。
⑤ こんにゃくは手でちぎり、さっと茹でる。
⑥ 油揚げは熱湯を回しかけて油抜きし、短冊切りにする。
⑦ 凍り豆腐は水で戻し、1cm角に切る。
⑧ 鶏肉は細切りにする。
⑨ 鍋にオリーブ油を熱し、鶏肉を入れて炒め、Aで調味する。
⑩ ⑨にごぼう、にんじん、れんこん、しいたけ、こんにゃく、さといも、油揚げ、凍り豆腐を入れ、炒める。
⑪ かぶる位の水を注ぎ入れ、煮る。
⑫ アクを取りながら、材料がやわらかくなるまで煮る。
⑬ Bを入れて味を調える。
⑭ 麩を加え、煮含める。
② 干ししいたけは水で戻し、石づきを取り、乱切りにする。
③ ごぼうは皮をこそげ、乱切りにして水に放す。
④ にんじんは皮をこそげ、乱切りにする。
⑤ こんにゃくは手でちぎり、さっと茹でる。
⑥ 油揚げは熱湯を回しかけて油抜きし、短冊切りにする。
⑦ 凍り豆腐は水で戻し、1cm角に切る。
⑧ 鶏肉は細切りにする。
⑨ 鍋にオリーブ油を熱し、鶏肉を入れて炒め、Aで調味する。
⑩ ⑨にごぼう、にんじん、れんこん、しいたけ、こんにゃく、さといも、油揚げ、凍り豆腐を入れ、炒める。
⑪ かぶる位の水を注ぎ入れ、煮る。
⑫ アクを取りながら、材料がやわらかくなるまで煮る。
⑬ Bを入れて味を調える。
⑭ 麩を加え、煮含める。
解説
「大平」は山口県東部の郷土料理です。器として直径50cmほどもある大きな平たい椀が使われることから、「大きな平たい椀→大平」と呼ばれるようになったといわれています。野菜や鶏肉、山菜などをたくさん入れて作る汁気の多い煮物です。岩国地方では、「大平」「岩国寿司」「れんこんの酢の物」の三つは祝い膳に欠かせない郷土料理といわれています。かつてはどこの家でも大平椀があり、20~30人分の大平を作るのは力仕事であったため、具材を煮るのは男性の役目であったと伝えられています。
コメント
ビタミン、ミネラル、食物繊維、たんぱく質、脂質に富んだ栄養バランスに優れた煮物です。抗酸化力の高いさといものネバリ成分、しいたけのレンチナン、にんじんのβーカロテン、ごぼうのリグニンなどが細胞の酸化を予防し、免疫力強化に働きます。油揚げ・凍り豆腐・鶏肉の良質な脂質と、野菜の食物繊維がコレステロール低下に働き、動脈硬化や脂質異常などの生活習慣病の予防に有効です。腸内の環境が整えられ、便秘予防も期待できます。