つゆくさの信田煮

コレステロール値低下に働き、動脈硬化や高血圧を予防する
つゆくさの信田煮
30

材料

つゆくさの葉20g
油揚げ2枚
木綿豆腐1/2丁
くるみ15g
片栗粉少々
Aだし汁1カップ
みりん大さじ1
砂糖大さじ1
しょう油大さじ1と1/2
少々

効能

抗酸化力、コレステロール低下、動脈硬化、高血圧

作り方

① つゆくさの葉は水洗いしてから水気をきり、みじん切にする。
② くるみは粗く刻む。
③ 木綿豆腐は布きんに包んで水切りする。
④ 油揚げは熱湯に通し、三方を切り、一枚に広げる。切り落とした端はみじん切りにする。
⑤ ボウルにつゆくさ、くるみ、豆腐、油揚げの切り落としを入れてよく混ぜ合わせ、2等分にする。
⑥ 油揚げを広げ、⑤を敷き詰める。左右と奥は1cm位空けて敷き詰め、手前からクルクルと巻き、巻き終わりを爪楊枝で止める。つゆくさの信田煮
⑦ 鍋にAと⑤を入れて火にかける。煮立ったら火を弱め、落としぶたをしてコトコト煮る。目安は約20分。
⑧ 食べやすい大きさに切って器に盛り、残り汁に片栗粉を加えて餡を作り、かける。

解説

信田煮とは油揚げを使う煮物の名称です。信田の森(現大阪和泉市)に棲んでいたきつねの好物が油揚げであったという話から、油揚げを使う料理を信田(あるいは信太)と呼ぶようになったと伝えられています。油揚げも豆腐も原材料は大豆で、大豆は「畑の肉」と呼ばれるように肉や魚に劣らない良質なたんぱく質と脂質を含み、脂質はコレステロール値を下げるリノール酸です。タンニンやアオバニンなどの有効成分を含むつゆくさと一緒に取ると、高い抗酸化作用とコレステロール値低下作用により、動脈硬化や高血圧予防に優れた食べ合わせになります。くるみのビタミンEやリノール酸などがその効能をさらに高め、健脳効果も高まります。
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