けんちんそば
高い抗酸化力と生活習慣病予防が期待できる
効能
抗酸化力、コレステロール低下、生活習慣病
作り方
① にんじんは大き目の一口大に切る。
② ごぼうは皮をこそげ、大き目のささがきにして水に放し、水気をきる。
③ さといもは皮をむき、大き目に切る。
④ 油揚げは熱湯を回しかけ、大き目に切る。
⑤ 豆腐は手でつかみくずす。
⑥ 鍋にオリーブ油を熱し、にんじん、ごぼう、さといも、油揚げを入れて炒め、だし汁を注ぎ入れて煮る。具がやわらかくなったら、しょう油で味を調える。
⑦ 茹でたそばをざるに盛り、器に入れたけんちん汁を入れ薬味を添える。
② ごぼうは皮をこそげ、大き目のささがきにして水に放し、水気をきる。
③ さといもは皮をむき、大き目に切る。
④ 油揚げは熱湯を回しかけ、大き目に切る。
⑤ 豆腐は手でつかみくずす。
⑥ 鍋にオリーブ油を熱し、にんじん、ごぼう、さといも、油揚げを入れて炒め、だし汁を注ぎ入れて煮る。具がやわらかくなったら、しょう油で味を調える。
⑦ 茹でたそばをざるに盛り、器に入れたけんちん汁を入れ薬味を添える。
解説
けんちんは「捲煎」「巻煎」と書くように中国から伝えられた卓袱(しっぽく)料理のひとつです。けんちん地(にんじんやごぼうなどを油で炒め、その中につかみ崩した豆腐を入れてさらに炒めたもの)を用いた料理を指し、けんちん汁、けんちん煮、けんちん焼きなどの料理があります。茨城県の郷土料理であるけんちんそばは、米の代わりの代用品として古くから親しまれている食べ物で、たっぷり作ってお代わりをするのが慣わしです。
コメント
植物性のたんぱく質と脂質、糖質、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれた消化に優れた一品です。にんじんのカロテン、ごぼうのリグニン、油揚げや豆腐のレシチンやサポニンが、細胞の酸化予防に働きます。サポニンはビタミンAの吸収を助ける働きがあるため、にんじんと一緒に取ることで、より一層の抗酸化力が期待できます。そばはリジンやトリプトファンなどのアミノ酸を豊富に含み、野菜や大豆製品の食物繊維と一緒にコレステロールを下げ、生活習慣病予防や血糖値安定に働きます。