みつば

mitsuba

解説

セリ科の宿根性多年草で、日本列島に広く野生している日本原産の野草です。セリの新種と思われていたため、ミツバゼリと呼ばれ、食用とされたのは室町時代以降と考えられています。栽培して食用としているのは日本と中国だけといわれ、香りを楽しむ香味野菜として人気があります。3枚の小葉からなるので三つ葉と名付けられました。緑の葉の部分が多いほど、栄養素や薬効が優れています。

成分

ビタミンC、カロテンなどのビタミン類や、カルシウムや鉄分などのミネラル類が豊富。緑の濃い部分はカロテンが多い。香り成分はミツバエンやクリプトテーネン。

調理ポイント

加熱しすぎると香りが落ち、歯ざわりも損なわれるので注意。
切り三つ葉は組織が軟弱なので、生食や汁に散らしたりさっと揚げるのがベスト。
根三つ葉はアクが強いので、さっとゆでる。

レシピ