アスパラガス

asparagus

解説

ユリ科の雌雄異株の多年草で、栽培の歴史は古く、原産は南ヨーロッパといわれています。日本には江戸時代に伝わりましたが、当時は観賞用で、広く一般家庭に普及したのは洋食が定着した1960年代。若茎が伸長するときに土をかけて軟白したホワイトアスパラガスと、日光に当てて成長させたグリーンアスパラガスがあり、栄養価は異なります。

成分

たんぱく質や脂質を含み、カロテン、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンEなどのビタミン類、亜鉛や鉄分などのミネラル類を含有している。穂先にはルチンが含まれ、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸が含まれている。

調理ポイント

ゆでる時は茎の方から先に入れ、1分くらいゆでてから穂の部分を入れ、ゆで上がりの状態を均一にする。ゆで上がったらザルに広げて冷ます。
根元部分はかたいので、少し切り落とし、皮をむくとやわらかくなる。はかま(爪)は新鮮なら取り除く必要はない。
時間が経つほどかたくなるので、購入したらまずかためにゆでること。冷凍保存にしたときは冷凍したまま調理する。

レシピ