チーズのワンタンスープ

カマンベールは熟成に伴って中身がやわらかくなり、こくと香りが増していく白カビタイプのチーズです。豊富に含まれるたんぱく質とカルシウムは消化吸収に優れ、ビタミンAは皮膚や粘膜を強化し、ビタミンB2は細胞の成長と再生を促して口内炎の予防に働きます。卵黄に含まれるレシチンは血中コレステロールを溶かす働きを持ち、脳の血管障害を防いで物忘れ防止に有効です。チーズ・卵黄・ほうれん草を一緒に取ると、体力回復、貧血、めまいや眼のかすみ、細胞の酸化予防に有効な食べ合わせになります。アーモンドのビタミンEが脂肪の酸化を予防し、食物繊維が腸内環境を整えます。体が温まる滋養の高いスープです。

チーズ詰めフランスパン

ナチュラルチーズであるクリームチーズには乳酸菌や酵素が生きて存在しています。乳酸菌や酵素は腸内で増殖してビタミンB2を生産し、ビフィズス菌などの善玉菌を増やして整腸作用を高めます。クリームチーズをフランスパン・じゃがいも・にんじんと一緒に取ると、じゃがいものカリウムがクリームチーズの塩分を緩和し、にんじんの食物繊維がコレステロール低下に働くため、高血圧や動脈硬化の予防に有効な食べ合わせになります。グリーンピースやブロッコリーで、食物繊維やビタミンCを補い、栄養バランスを整えます。

チーズとウナギのにんじんご飯

ウナギは体に抵抗力をつけるビタミンAを豊富に含んでいる滋養強壮の高い魚です。ウナギのビタミンAはチーズのビタミンAと同じレチノールで、野菜のカロテンと違って体内に無駄なく吸収される極めて効率のよい栄養素です。そのため、チーズとウナギを一緒に取ると、良質で消化のよいたんぱく質とビタミンAが免疫力を強化し、美肌を作る優れた食べ合わせになります。にんじんのβーカロテンが免疫力をさらに高め、チーズとウナギに不足している食物繊維を補います。あさつきでビタミンC、粉山椒で食欲増進効果を高め、栄養バランスを整えます。

チーズの細切り野菜サラダ

チーズ・パプリカ・たまねぎ・青じそを一緒に取ると、豊富に含まれるビタミンAとカロテン・ビタミンCが高血圧や動脈硬化などの生活習慣病、美肌、冷えによる下痢などの予防に有効な食べ合わせになります。オリーブ油に含まれるオレイン酸は血中コレステロールを減らして胃酸の分泌を調整する働きがあり、ごまのリノール酸や野菜の食物繊維と一緒にとコレステロールの調整に働きます。オリーブ油は取り過ぎても無害とされていますが、カロリーは他の油と同じなので取り過ぎには気をつけましょう。

チーズ入り茶碗蒸し

チーズと卵はともに完全食と呼ばれる栄養価の高い食品で、良質なたんぱく質やビタミンA、ビタミンB2を豊富に含んでいます。卵黄に含まれるレシチンは脳や神経に欠かせない脂質で、学習能力を高めて物忘れ予防に働きます。チーズ、卵、鶏肉を一緒に取ると、免疫力強化や美肌作り、夜盲症予防などに有効な食べ合わせになります。不足気味の食物繊維は銀杏としいたけで補います。中医学では銀杏は肺を温め滋養に優れ、特に気管支喘息に有効であるといわれています。お腹を温め、消化に優れているため胃腸の弱っている時や病気の時に最適な一品です。

大根とじゃがいものチーズあんがけ

大根は加熱すると胃腸を温めて消化吸収の増進に働く根菜です。じゃがいもは少量でも満腹感が得られるダイエット食として応用され、カリウムを豊富に含み、ビタミンCは加熱に強い優れものです。チーズと一緒に大根とじゃがいもを取ると、血圧安定や整腸作用に優れたヘルシーな食べ合わせになります。昆布に含まれる水溶性食物繊維のアルギン酸には、体内の余分な塩分を排出する働きがあり、より高い血圧安定効果を得ることができます。良質なたんぱく質が取れるダイエット食としてもおススメです。

チーズとエビの天ぷら

エビは高たんぱくで低脂肪の甲殻類です。特有の甘みは遊離アミノ酸のベタインやグリシンで、ベタインは血中コレステロールを低下させ、糖の吸収を阻害する働きを持っています。あぶると緑色に冴える海苔の葉緑素は粘膜のただれを治してコレステロール値低下に働きます。高たんぱくでビタミンやミネラルを豊富に含んでいるチーズと一緒にエビ・海苔・青じそを一緒に取ると、お互いに不足している成分が補われて栄養バランスの取れた食べ合わせになり、免疫力強化・美肌・コレステロール低下などに働きます。レモンを絞り、ビタミンCを補います。

クリームチーズの白和え

クリームチーズはホエー(清乳)を取り除いた白い塊にクリームを加えて作られるチーズです。組織は白くなめらかで、かすかな酸味を持ち、脂肪分が高いのが特徴です。豆腐はたんぱく質や不飽和脂肪酸のリノール酸を豊富に含んでおり、チーズと一緒に取ると胃腸が整えられて健康体になる食べ合わせになります。ほうれん草、にんじん、こんにゃく、りんごが加わることで、栄養バランスが満点となり、貧血・肥満・生活習慣病予防に働き、肥満予防のダイエット食としてもおススメの一品となります。クリームチーズの乳酸菌が腸の働きを整え、野菜などの食物繊維と一緒に便秘予防に働きます。

チーズとシラス干しの信田焼き

油揚げは豆腐を薄く切って油で揚げた食品です。シラス干しは主にイワシの稚魚を塩茹でしてから干したもので、たんぱく質、カルシウム、ビタミンDなどを豊富に含み、丸ごと食べられるため、カルシウムの供給源として優れています。チーズ、シラス干し、油揚げ、海苔を一緒に取ると、豊富なカルシウムが骨や歯を強化して骨粗鬆症の予防に働き、精神が安定する食べ合わせになります。チーズと海苔に豊富に含まれるビタミンB2が美肌を作り、チーズ以外には豊富に食物繊維が含まれているため、高い整腸作用が期待できます。油揚げは油が酸化しやすいので、揚げたて以外は熱湯を回しかけて油抜きをするとよいでしょう。

サンマのチーズパン粉焼き

サンマはアミノ酸組成に優れたたんぱく質と脂質、ビタミンAやビタミンB12を豊富に含んでいる青魚です。消化吸収に優れたたんぱく質とビタミンAを豊富に含むチーズと一緒に取ると、健康体を作るエネルギーに溢れた食べ合わせになります。豊富なビタミンAが皮膚や粘膜を強化し、眼精疲労や細胞の酸化予防に働きます。サンマに含まれるビタミンB12には貧血に効果があり、特に悪性貧血に有効です。パン粉で炭水化物、ねぎや付け合せのサラダでビタミンCや食物繊維を補い、栄養バランスを整えます。