コンビーフとじゃがいものお餅

コンビーフ缶はたんぱく質が豊富な食品ですが、加工保存品のため塩分含有が高くなっています。じゃがいもと一緒に取ると、じゃがいものカリウムが体内の余分な塩分を体外に排出して高血圧の予防に働きます。じゃがいものビタミンCは加熱に強く、コンビーフ缶の鉄分吸収を高め、貧血予防にも有効です。

コンビーフとマカロニのトマト煮

コンビーフは牛肉の保存食品で、良質なたんぱく質や鉄分を多く含んでいます。マカロニの糖質をプラスすることで、エネルギーが高まり、体力が強化され特に胃腸の消化吸収が高まります。リコピンが豊富なトマトが抗酸化力に働き、細胞の酸化を予防してくれます。

とら豆と鶏肉のクリーム煮込み

とら豆は皮の半分は白く残りは薄い褐色をした豆で、いんげん豆の中では一番味がよいといわれています。主成分は糖質とたんぱく質でカルシウムを豊富に含んでいます。とら豆・鶏肉・牛乳を一緒に取ると、良質な動・植物性たんぱく質が滋養を高め、豊富なカルシウムが骨の強化や精神安定に働く食べ合わせになります。とら豆と野菜の食物繊維がコレステロールを下げ、動脈硬化に有効です。

うずら豆のパンケーキ

うずら豆はいんげんを完熟させたいんげん豆の1種で、うずらの卵のような模様をしています。主成分は糖質とたんぱく質で、食物繊維やカルシウムを豊富に含んでいます。うずら豆の糖質とじゃがいもの片栗粉を一緒に取ると体力が強化され、豊富な食物繊維が糖質の吸収を緩慢にして糖尿病の予防に働き、コレステロール低下に働く食べ合わせになります。

金時豆・ブロッコリー・昆布のマリネ

金時豆はいんげん豆の中で出回る量が最も多い品種です。主成分は糖質とたんぱく質で、ビタミンB1も豊富に含んでいます。ビタミンB1はたまねぎの硫化アリルと一緒に取ることで吸収率が高まり、疲労回復や倦怠感の回復に働きます。ブロッコリーと昆布をプラスすることで、抗酸化力が高まり、がん予防も期待できる食べ合わせになります。

白いんげん豆の酢の物

白いんげん豆、ワカメ、きゅうりで作る酢の物は、いんげん豆のたんぱく質が酢によって体内に有効に吸収され、豊富な食物繊維が血中コレステロールや腸内の老廃物を排出するため、体調が整い動脈硬化などの予防が期待できる食べ合わせです。食欲が増進され、ワカメときゅうりが水分代謝に働くためむくみ予防にも有効です。

いんげん豆とアサリのトマト煮

いんげん豆の主成分は糖質とたんぱく質で、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維が糖質の吸収を穏やかにするため、血糖値がゆっくり上がり糖尿病の改善に有効に働きます。アサリのインスリン高める作用と、インスリンの分泌を調整するしいたけを食べ合わせることで、糖尿病の予防と改善がより高められます。

野菜の煮しめ

根菜類を中心に作る野菜の煮しめは、炭水化物・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれ、生活習慣病の予防に優れた食べ物です。豊富なカリウムが体内のナトリウムを調整し、食物繊維が血中コレステロールや腸内の老廃物を排出し、高血圧や脂質異常の予防に働きます。免疫力が強化され、便秘解消にも有効です。

甘茶

甘茶は日本原産のユキノシタ科の落葉低木ヤマアジサイ(山紫陽花)やガクアジサイの変種で、別名「小甘茶(こあまちゃ)」とも呼ばれています。葉は乾燥されると甘味成分のフィロズルチンとイソズルチンを生成し、その甘さは砂糖の約200倍ともいわれています。そのため砂糖を制限されている糖尿病の代用食品として利用され、生葉は歯周病にも効果があると利用されています。甘み成分のフィロズルチンは長時間煮詰めると苦み成分のタンニンが多く出て苦みを感じるので、茶葉は好みの味になったら取り出します。

草団子

よもぎは全国の山野に自生し、葉のみならず茎・根・花(花穂)のすべてを食すことが可能な野草です。特有の香気を持ち、カルシウムや鉄などのミネラルを多く含み、中医学では「艾葉(がいよう)」と呼ばれ食欲増進、殺菌、整腸、高血圧予防などの症状に利用されています。やわらかな新芽を摘み、熱湯に通してから冷水でアク抜きし冷凍保存をしておくと、いつでも香り豊かな草団子を作ることができます。