マグロとにんにくチップスの海苔巻き

良質な赤身のマグロと海苔には必須アミノ酸のトリプトファンが豊富に含まれています。トリプトファンは神経伝達物質のセロトニンに欠かせない必須アミノ酸で、神経の高ぶりを抑えたり睡眠を促すなどの働きを持っています。トリプトファンの吸収を高めるビタミンB6を多く含むにんにく、脳活性化に働くレシチンを含む卵と一緒に取ると、精神安定や脳活性化に有効な食べ合わせになります。

すいかサラダ

すいかの果肉はほとんどが水分で、余分な熱を冷ます働きと利尿作用を持っています。赤い果肉は強い抗酸化力を持つリコピンで、細胞の酸化を予防する働きを持っています。すいか・チーズ・オリーブを一緒に取ると、良質なたんぱく質・脂質・ビタミン・カルシウムなどが細胞の酸化を予防し、若さ維持に働きます。すいかの種は維管束と呼ばれる管につながっていて規則正しく並んでいるので、この並びに沿って切ると切り口表面に集中している種を簡単に取ることができます。

すいかの皮のスープ

すいかは高い利尿作用を持った食品で、利尿作用は果肉よりも皮の部分(白い部分)の方が優れています。同様に高い利尿作用を持つきゅうりと一緒に取るとその効果が倍増します。トマトとスイカのリコピン、トマトのカロテンとビタミンCが高い抗酸化力を発揮して細胞酸化に働きます。食物繊維も豊富なレシピなので、コレステロール値低下や便秘解消が期待できます。

チーズ・イワシ・パプリカの天ぷらパスタ

チーズ・イワシ・パプリカで作る天ぷらは、たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルが満点のレシピです。卵と小麦粉がプラスされることで、エネルギーが高まり体力が強化されます。豊富なカルシウムが骨粗鬆症を予防して精神安定に働き、ビタミンAが眼に栄養を与えて皮膚や粘膜を健康に保ちます。パプリカのβ-カロテンは油と一緒に調理すると、吸収率が高まり、甘みも増します。

ゴーヤとロースハムの天ぷら

小麦粉と卵の衣をつけて油で揚げる天ぷらは、脂質とたんぱく質が取れるエネルギーレシピです。気力を増す働きを持つ小麦粉と完全食といわれる卵に、ビタミンAが豊富なゴーヤとロースハムをフラスすると、免疫力が高まり細胞の酸化が予防される食べ合わせになります。ゴーヤ特有の苦みであるククルビタシンが抗がん作用に働きます。

きのことアーモンドの甘辛煮

アーモンドはビタミンEの宝庫です。ビタミンEは不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあり、老化に伴って体内に増える過酸化脂質が多くなるのを防ぐ働きに優れています。抗がん作用が高く、食物繊維を豊富に含んだきのこ類と一緒に取ると、血中コレステロール値が低下し、腸の働きが整えられ、免疫力が強化する食べ合わせになります。

三つ葉と白滝の落花生しょうゆ和え

落花生はたんぱく質と良質な不飽和脂肪酸を豊富に含み、さらにビタミンB群やビタミンEなどをバランスよく含んでいる種実です。落花生・三つ葉・白滝を一緒に取ると、良質な不飽和脂肪酸と豊富な食物繊維がコレステロール値低下や便秘解消に働き、動脈硬化や老化予防に有効な食べ合わせになります。三つ葉の特有な香りが神経鎮火に働きます。

納豆味噌

納豆と味噌はともに大豆を原料とした発酵食品です。発酵の過程で大豆の良質なたんぱく質がアミノ酸に代わり、消化酵素が分泌されるため消化吸収が高まります。ビタミンE・レシチン・イソフラボンなどの成分が抗酸化力を発揮して脳を活性化し、老化防止に働きます。野菜は好みのものを用意してください。納豆と味噌に含まれないビタミンCの補給源になります。コレステロール低下や美肌にも有効な食べ合わせです。

納豆とそばの海苔巻き

納豆は納豆菌の働きによって消化酵素が分泌されるため消化吸収が促進される食べ物です。そばには糖質・たんぱく質・ビタミンB群、海苔にはビタミンAやCが豊富に含まれ、納豆と一緒に取ると、美肌や美白が期待できる食べ合わせになります。豊富なカルシウムが骨を強化して骨粗鬆症の予防に働き、カリウムが血圧安定に働きます。

ツナ味噌うどん

ツナとはマグロ類やカツオのことで、たんぱく質・脂質・ビタミンB1・鉄などを豊富に含み、消化がよい食品のため胃腸が弱い人や疲れ気味の人におススメの食品です。味噌や豆板醤(トウバンジャン)をプラスすることで免疫力が強化され、うどんと一緒に取ると胃腸が強化され、体質改善の食べ合わせになります。青ねぎや青じその硫化アリルがツナやうどんのビタミンB1吸収を高め、ビタミンCの補給源となります。