キウイフルーツ

解説

中国南部原産でマタタビ科のシナサルナシが、ニュージーランドで品種改良されて誕生した果物です。ミュージーランドの国鳥キウイに似ていることからその名がつけられました。日本には1964年に導入され、多汁質で甘みと淡い酸味が好まれ、国内栽培も盛んです。近年、ゴールデンキウイという甘みが強く、黄色い果肉の新種が出回り人気です。

成分

ビタミンCが100g中80mと豊富。食物センイのペクチン、カリウムを含む。酸味はクエン酸。果汁にたんぱく質分解酵素のアクチニジンを含む。

調理ポイント

豚肉に果汁を振っておくと風味がよくなり、アクチニジンの働きで肉がやわらかくなる。
アクチニジンは皮の付近に多く含まれているので、皮はできるだけ薄くむくとよい。
未熟果だと酸味が強く、アクチニジンの働きで舌がしびれるほどの刺激がある。ほどよく熟れてから食べるとよい。
皮はセンイに沿って縦にむくとむきやすい。

レシピ