ブリ

yellowtail

解説

日本全土の沿岸に広く分布し、スズキやボラとともに出世魚といわれ、成長に伴い名が変わる回遊魚です。晩秋から春にかけて北海道から南下してくるものは「寒ブリ」と呼ばれ、産卵に備えてよく太り脂も乗って美味。養殖した4kg前後のものはハマチと呼ばれ、天然ものに比べて脂が多く白っぽい色をしています。栄養価は天然ものの方が豊富です。

成分

良質なたんぱく質と脂質を含んでいる。脂質は不飽和脂肪酸のDHAやEPAで豊富に含有している。ビタミンA、E、B1、B2、B12を多く含んでいる。鉄分やナイアシンも含み、血合いの部分にはビタミンやミネラルが多く、タウリンも豊富に含有されている。

調理ポイント

脂質が多く焦げやすいので、遠火の近火で焼くとよい。
鍋で焼く時は、油を少なめにする。
血合いの部分には吸収のよい鉄分が豊富に含まれているので、積極的に取るとよい。

レシピ