煮ごめ汁
体の生理機能が整う
効能
体力強化、疲労、便秘
作り方
①小豆は水洗いをし、約20分、下茹でする。
②にんじんは皮をこそげ、1cm角に切る。
③ごぼうは皮をこそげ、1cm角に切り水に放す。
④こんにゃくは1cm角に切る。
⑤油揚げは熱湯を回しかけて油抜きし、1cm角に切る。
⑥さといもは皮をむき、1cm角に切る。
⑦鍋に小豆、にんじん、ごぼう、こんにゃく、油揚げ、だし汁を入れて火にかけ、煮立ったら中火にして約20分煮る。
⑧⑦にさといもとAを加え、弱火でコトコト約20分煮る。
②にんじんは皮をこそげ、1cm角に切る。
③ごぼうは皮をこそげ、1cm角に切り水に放す。
④こんにゃくは1cm角に切る。
⑤油揚げは熱湯を回しかけて油抜きし、1cm角に切る。
⑥さといもは皮をむき、1cm角に切る。
⑦鍋に小豆、にんじん、ごぼう、こんにゃく、油揚げ、だし汁を入れて火にかけ、煮立ったら中火にして約20分煮る。
⑧⑦にさといもとAを加え、弱火でコトコト約20分煮る。
解説
煮込みがなまって「煮ごめ」と呼ばれる実だくさんの汁物です。材料はどれも小豆よりも少し大きめのサイコロ状に切り、小豆と野菜で作る精進の汁物です。広島県の真言信徒は親鸞聖人の命日の前夜から三日間、煮ごめ汁を食べて寺参りをするといわれています。同様の料理は群馬県にもあり、正月には切り餅を加えることもあります。
コメント
ビタミンとミネラルがバランスよく取れ、体の生理機能が整えられる汁ものです。小豆に豊富に含まれるビタミンB1が糖質を分解してエネルギーに変えるため疲労回復に優れた働きを発揮します。小豆同様、食物繊維を豊富に含む野菜類が便秘予防に働き、胃腸を健やかにします。小豆に含まれるサポニンには血液をサラサラにする働きがあるので、煮汁を茹でこぼす「渋きり」はせず、軽くアクをすくう程度で有効なサポニンの損失を防ぎましょう。