しょう油で作る炊き込みご飯は、「しょい飯」と呼ばれる香川県の郷土料理や、さくらごはんと呼ばれる静岡県の名物料理などがあります。しょう油は加熱するとアミノ酸と糖がアミノカルボニル反応を起こし、食欲をそそる色と香りを生み出します。しょう油のうまみ成分のアミノ酸にはグルタミン酸が豊富に含まれているため、何も加えなくても豊穣なうまみが生み出されます。静菌効果により保存性が高まり、イソフラボンが胃潰瘍や骨粗鬆症の予防に働きます。にんじんのβーカロテンで抗酸化力、チリメンジャコでカルシウム、枝豆でビタミンCを補う栄養バランスのよい炊き込みご飯です。