どくだみ根の雑穀炊き込みごはん

どくだみ根の雑穀炊き込みごはん

どくだみの根には葉や茎同様、高血圧や糖尿病に有効な薬効成分が含まれています。大豆は「畑の肉」と呼ばれるように良質なたんぱく質と脂質を含み、昆布はヨウ素やカルシウムなどのミネラル類や食物繊維を多く含んでいます。どくだみ・大豆・昆布を炊き込みごはんにすると、栄養バランスに優れた食べ合わせになります。大豆と米のたんぱく質は食べ合わせることでアミノ酸スコアが満点になります。

どくだみキーマカレー

どくだみキーマカレー

どくだみとカレー粉で作るキーマカレーは高い抗酸化力を持った滋養強壮食です。インドでは地域や家庭によって好みのスパイスを使ってカレーパウダーを作ります。代表的なターメリックやチリパウダーなど多くの香辛料には共通して発汗、健胃、抗酸化作用があり、殺菌作用にも優れています。どくだみと一緒に取ると、体内細胞の酸化が予防され、生活習慣病の予防に優れた食べ合わせになります。新陳代謝が高まることで血流がよくなり、免疫力も強化。食欲が増進され、夏バテぎみの時にもおススメです。

すぎな塩

すぎな塩

すぎなと粗塩で作るすぎな塩はミネラルや薬効が豊富に取れる塩です。天ぷらの振り塩など、塩の代わりに利用したり、すりごまを加えてごま塩にするとふりかけとしてもおいしくいただけます。すぎなと塩の分量はご自分の好みで配合してください。

つくしの肉じゃが

つくしの肉じゃが

豚肉はアミノ酸バランスに優れたたんぱく質とビタミンB1を豊富に含んでいる疲労回復に有効な肉です。つくし、じゃがいも、豚肉、にんじんで作る肉じゃがは、カリウム・ビタミンCやA・食物繊維などが豊富に取れるため、高血圧や脂質異常の予防や整腸作用に有効な食べ合わせになります。活性酸素を除去する抗酸化作用も高く、抗がん作用も優れています。

はこべのカッテージチーズ和え

はこべのカッテージチーズ和え

カッテージチーズは脱脂乳などから作られる非熟成のチーズです。プロセスチーズなどと比較すると塩分・脂肪分が少ない低カロリー食品で、さわやかな酸味を持っています。市販のものは割高なので、ここでは牛乳と酢で手作りしましょう。はこべをカッテージチーズや干し柿と一緒に取ると、良質なたんぱく質、ビタミンA、食物繊維などが豊富に取れるため、皮膚や粘膜を健康にして美肌作りに有効な食べ合わせになります。抗酸化力も高く、脂質異常や動脈硬化予防にも有効で、ヘルシーメニューとしてもおススメです。

赤じそアーモンド味噌

赤じそアーモンド味噌

アーモンドに豊富に含まれる一価不飽和脂肪酸や食物繊維、ごまに含まれるリノール酸やオレイン酸はコレステロール低下に働くため、赤じそとアーモンドを一緒に取ると、心臓疾患や動脈硬化などの予防に有効な食べ合わせになります。また、赤じそとごまを一緒に取ると、アントシアニンの吸収が高まり細胞の酸化予防効果が高まります。赤じそに含まれるフラボノイドの一種のルテオリンは加熱しても壊れない、吸収されやすいという特性を持っており、抗アレルギーや抗炎症に優れた効果を発揮します。赤じそを通年を通して常食することで花粉症軽減が期待できます。

赤じそ寿司

赤じそ寿司

しめサバは新鮮なサバを塩でしめ、さらに酢でしめて作るサバの刺身の一手法です。傷みが早いサバは酢でしめることで脂質の酸化を予防することができ、良質なEPA(イコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を取り入れることができます。α‐リノレン酸を豊富に含む赤じそとサバを一緒に取ると、動脈硬化や脳卒中予防に有効な食べ合わせになります。しそのシソニンとにんじんのβーカロテンの高い抗酸化力が活性酸素除去に働き、細胞の酸化を予防します。ストレス解消や精神安定も期待できます。

泡菜春巻き

泡菜春巻き

泡菜、豚肉、しいたけで作る春巻きは、栄養バランスに優れ、腸の働きが高まる食べ合わせです。泡菜に含まれる乳酸菌や香辛料の持つ健胃・鎮痛・血圧低下などの効能、豚肉に含まれる良質なたんぱく質やビタミンB群、しいたけの持つ食物繊維や抗がん作用が免疫力を高めて体や脳を若々しく保ってくれます。オリーブ油に多く含まれるオレイン酸は酸化しにくく、発がん性のある過酸化脂質を作りにくくする働きを持っているため、オリーブ油で揚げると細胞の酸化予防効果が高まります。

アチャール入り納豆の生春巻き

アチャール入り納豆の生春巻き

ライスペーパーは吸水させた米をすりつぶして作る乾燥保存食品です。納豆は消化酵素の働きで消化吸収が促進され、食物繊維を豊富に含んだ整腸作用に優れた日本生まれの発酵食品です。混ぜると出る糸に含まれるナットウキナーゼという酵素は、血栓を溶かす作用に優れ、脳血栓や心筋梗塞などの予防に有効に働きます。アチャール、納豆、レタス、トマトを一緒に取ると、高い抗酸化力が細胞の酸化を予防し、血流をサラサラにする食べ合わせになります。加熱に弱いナットウキナーゼとビタミンCの効能を無駄なく取り入れることのできる一品で、酢醤油が栄養成分を無駄なく体内に吸収してくれます。

アチャールとサバ水煮缶の餃子

アチャールとサバ水煮缶の餃子

サバ水煮缶はサバを蒸してから缶詰にした食品で、サバの持つたんぱく質や不飽和脂肪酸を豊富に含んでいる保存食品です(メーカーによっては蒸した時に出る液汁(ドリップ)を捨て、化学調味料を添加してうま味を出しているものもあるので要注意)。アチャールの香辛料、にらのβ―カロテン、キャベツのインドール化合物には高い抗酸化力があり、サバと一緒に取ると、エネルギーに溢れた細胞の酸化予防に有効な食べ合わせになります。餃子の原材料は小麦粉で、主成分の糖質の他にたんぱく質やカルシウムなどを含んでおり、気力を増して水分代謝をよくする働きに優れています。豊富な食物繊維がコレステロール値低下に働きます。