なすと切干し大根の煮付け

なすと切干し大根の煮付け

なすの皮の紫黒色アントシアン系色素のナスニンや、いんげんに含まれるβ‐カロテンには高い抗酸化力があり、細胞の酸化を防いで免疫力強化に働きます。切り干し大根は大根の保存食で太陽の光を浴びることで糖化されて甘味が増し、冷え性を予防する働きもあります。なす・いんげん・切り干し大根を一緒に取ると、抗酸化力が高まり、細胞の酸化が予防され、体を温める食べ合わせになります。

冬瓜と鶏肉のカレー煮

冬瓜と鶏肉のカレー煮

体の余分な熱を冷ます働きを持つ冬瓜と、抗酸化力の高いカレー粉の食べ合わせは、食欲の落ちやすい夏にピッタリの一品です。鶏肉の良質な不飽和脂肪酸やトマトのリコピンなどの抗酸化力が、夏の紫外線から細胞酸化を予防し、免疫力強化に働きます。

にがうりのツナ入り豆腐チャンプルー

にがうりのツナ入り豆腐チャンプルー

にがうりの独特の苦み成分であるククルビタシンやモモルデシチンは活性酵素の生成を抑制する抗酸化物質の一つで、動脈硬化の予防に有効に働きます。ツナと豆腐、卵を組み合わせるチャンプルーは、それぞれの栄養素が補い合う完全食。豆腐は大豆よりも消化吸収に優れており、夏バテ気味で疲れた胃には嬉しい食品です。

鶏肉と夏野菜のマリネ

鶏肉と夏野菜のマリネ

なすの皮に含まれるナスニン、ピーマンのカロテン、トマトのリコピンなどはファイト・ケミカル(植物の持つ化学成分)と呼ばれる高い抗酸化力を持った成分です。これらの野菜と良質なたんぱく質を持つ鶏肉を一緒に取ると、細胞の酸化が予防され、抗がん作用も期待できる食べ合わせになります。

キスの青しそ巻き天ぷら

キスの青しそ巻き天ぷら

キスは良質なたんぱく質を持ち、カルシウム含有の高い魚です。脂質含有が少ないため天ぷらなど油で揚げてもカロリー過多の心配はありません。青しそ・梅干しと一緒に取ると、抗酸化力が高まり、食欲が増進される食べ合わせになります。キスの豊富なカルシウムが骨粗鬆症を予防し、梅干しのクエン酸と結合して鉄分の吸収促進に働きます。

アナゴ天ぷらトマトソースがけ

アナゴ天ぷらトマトソースがけ

良質なたんぱく質を持つアナゴ、抗酸化力の高いトマトのリコピン、にんにくのセレン、パセリのカロテンは、高い抗酸化力を持ち、免疫力を高めて細胞をイキイキさせる食べ合わせです。ヌメリの多いアナゴにはコラーゲンが豊富に含まれのパセリでビタミンCと一緒に美肌を作ります。

らっきょうのカツオ和え

らっきょうのカツオ和え

らっきょうは酢と一緒に取ると血液浄化作用が高まり、さらに酢の疲労回復作用も加わり、血液サラサラや疲労回復に有効な食べ合わせになります。カツオの良質な脂質は、殺菌作用を持つらっきょうの硫化アリルの働きによって酸化が防止されます。抗酸化力が高く、コレステロール低下に有効な一品です。

さやえんどうと鶏肉のごま和え

さやえんどうと鶏肉のごま和え

さやえんどうに豊富に含まれるカロテンは、油と一緒に調理すると吸収率が高まるので、良質な脂質を持つごまや鶏肉と一緒に取ると、抗酸化力が高まる食べ合わせになります。さやえんどうのビタミンCと鶏肉のビタミンAが皮膚や粘膜を強化して美肌を作り、コレステロール低下に働きます。

タコとキムチの炒め物

タコとキムチの炒め物

脂質や糖質が少ないタコと発酵食品であるキムチを一緒に取ると、生活習慣病を予防しダイエットにも有効な食べ合わせになります。にらの硫化アリルが豚肉のビタミンB1の吸収を高めるので、疲れが取れ、食欲不振や精神安定の効果が期待できます。キムチ、にら、にんじんはともに抗酸化力が高く、細胞の酸化を防ぎ、老化やがん予防に有効に働きます。

にんにくの天ぷら

にんにくの天ぷら

にんにくと青じそを一緒に取ると、にんにくのセレン・青じそのβーカロテンが高い抗酸化力を発揮して細胞の酸化を防ぎ、老化やがん予防に働く食べ合わせになります。にんにくのアリシンと青じそのぺリルアルデヒドには強い殺菌力があり、食品についた殺菌のみならず、体内に侵入したウイルスまで殺す働きがあるため、食中毒予防にも有効です。ロースハムで動物性たんぱく質を補い、にんにくは加熱するとニオイが和らぎます。