ハムとアサリのごま酢和え

ハムとアサリのごま酢和え

ハムは、もともと豚モモ肉の塊を塩漬けした加工食品。アミノ酸バランスに優れたたんぱく質を持ち、脂肪が少ないのが特徴です。アサリと一緒に取ると、アサリに多く含まれるタウリンがコレステロール値を下げてインスリンの効果を高める働きがあるため、糖尿病にも有効な食べ合わせになります。きゅうりがむくみを予防し、ごまがコレステロール値低下を調整して老化予防に働きます。

黒ごま粥

黒ごま粥

この日に食べる「尾花粥」や「黒ごま粥」は、暑さ疲れの妙薬として、室町時代から続く風習といわれています。ここでは黒ごまをたっぷり使った「黒ごま粥」を作ってみましょう。不飽和脂肪酸やビタミンEが豊富なごまは、常食すると血管がしなやかになり、細胞の老化を遅らせることができるため、古来より不老長寿の妙薬といわれています。ごまは外皮がかたいので、消化をよくするためにも、香ばしく煎り、しっかりすることが大切です。黒ごま粥は味をつけずに炊き、味噌を添えていただきます。消化吸収の高い発酵食品の味噌を添えることで、老化防止がさらに高まります。

鶏団子のにんにく入りごま味噌鍋

鶏団子のにんにく入りごま味噌鍋

松の実とごまをたっぷり使った鍋です。種実類にはビタミンEが豊富に含まれており、大豆を醗酵させた味噌も同様で、一緒に取ることで老化防止に優れた食べ合わせになります。ブロッコリーやしめじ、にんにくは抗酸化力の高い食材で、細胞の酸化を防いで老化予防に働きます。

鮭の粕汁鍋

鮭の粕汁鍋

鮭の赤い色は抗酸化力の高いアスタキサンチンで体内に吸収されるとビタミンA効果を発揮し、細胞の酸化を防いで老化予防に働きます。さといものヌメリ成分ガラクタンは脳細胞を活発にして免疫力を高める働きを持っており、酒粕と味噌をプラスすることでより一層の老化防止が期待できる食べ合わせになります。さといものヌメリは落とさないように利用しましょう。

豆腐白玉とゆで卵の鍋

豆腐白玉とゆで卵の鍋

豆腐とカシューナッツに含まれるビタミンEは「老化防止のビタミン」と呼ばれるように、脂肪の酸化を防ぐと同時に過酸化脂質(酸化した脂質)が多くなるのを防ぐ働きを持っています。ビタミンEが豊富な厚揚げや卵黄レシチンを含む卵と一緒に取ると、老化防止や血管強化に優れた食べ合わせになります。

田作りと大豆の天ぷら

田作りと大豆の天ぷら

田作りの動物性たんぱく質と、大豆の植物性たんぱく質を一緒に取れる体力強化に優れた一品です。田作りと大豆の良質な不飽和脂肪酸、大豆のレシチン、揚げ油のビタミンEなどが血管を強化し老化防止やコレステロール値低下などに働きます。豊富なカルシウムと食物繊維が骨や歯を強化し、腸内環境を整えます。

栗きんとん(栗金団)

栗きんとん(栗金団)

さつまいもは胃腸の働きを整え体力強化に働く根菜で、ビタミンC・ビタミンE・食物繊維を豊富に含んでいます。ビタミンCは加熱に強く、ビタミンEは老化防止・食物繊維は腸管で吸収されずにぜん動運動を活発にするため、便秘解消やコレステロール値低下に有効に働きます。糖質を主成分とする栗はビタミンB1やビタミンCを豊富に含み、筋肉の運動維持に優れていることから、常食すると足腰を強くする滋養食となります。

黒豆

黒豆

黒豆は種子の色が黒い大豆で、「畑の肉」と呼ばれるように肉や魚に劣らない良質のたんぱく質と脂質を含んでいます。たんぱく質はアミノ酸配合に優れ、脂質の大半はコレステロール値低下に働くリノールです。レシチンとビタミンB群が脳を活性化、ビタミンEが老化を防止、サポニンが脂肪蓄積を防ぐため、体や脳を若々しく健康に保ちます。食物繊維も豊富に含まれています。

アボカドといちごのミルクジュース

アボカドといちごのミルクジュース

いちごに豊富に含まれるビタミンCは粘膜の抵抗力を高めて風邪を予防し、美肌やストレスへの抵抗力を強める働きを持っています。アボカドは「森のバター」と呼ばれるように良質な不飽和脂肪酸やたんぱく質を含み、生活習慣病予防に有効な果物です。いちごとアボカドを一緒に取ると、細胞が若返り美肌効果が高まる食べ合わせになります。牛乳で栄養バランスを整えます。

ごまときな粉の豆乳ジュース

ごまときな粉の豆乳ジュース

ごまときな粉はビタミンB1をはじめとするビタミンB群を、豆乳は良質なたんぱく質と脂質を豊富に含んでいます。ごま・きな粉・豆乳にはビタミンEや食物繊維も豊富に含まれ、一緒に取ると老化防止や便秘改善、コレステロール低下などに働く食べ合わせになります。消化吸収にも優れているので疲れを取ると同時に、疲れた時の栄養補給に最適です。ごまは攪拌することで消化がよくなり、栄養素が無駄なく吸収されます。