おすわい

動脈硬化や糖尿病の予防に有効なダイエット食
おすわい
40
395
2.8
1人分

材料

(4人分)
油揚げ4枚
こんにゃく100g
ヒジキ(戻したもの)30g
大根1/2本(600g)
にんじん(短)1/2本(50g)
ゆずの皮適量
A砂糖大さじ1
しょう油大さじ1と1/2
みりん大さじ1
1カップ
B大さじ2
しょう油大さじ2
砂糖大さじ3
みりん大さじ3
少々
少々

効能

コレステロール低下、糖尿病、脂質異常、動脈硬化、ダイエット

作り方

① ヒジキは水でさっと洗い、水気をきる。
② 油揚げは熱湯を回しかけて油抜きし、細切りにする。
③ こんにゃくは熱湯でさっと茹で、細切りにする。
④ 鍋にヒジキ・油揚げ・こんにゃく・Aを入れ、煮汁がなくなるまで煮る(目安は15分)。
⑤ 大根は皮をむき、細切りにして塩を振り、しんなりしたら水気を絞る。
⑥ にんじんは皮をこそげ、細切りにして塩を振り、しんなりしたら水気を絞る。
⑦ 鍋にBを入れて火にかけ、砂糖が溶けたら火から下ろし冷ます。
⑧ 容器に大根、にんじん、ヒジキ・油揚げ・こんにゃくの煮付け、ゆずの細切りを入れて混ぜ合わせ、⑦を回しかけ、軽く重しをして味を馴染ませる。

解説

大根やにんじんの細切りを甘酢で馴染ませて作る「おすわい」は富山県の郷土料理です。「お酢和え」が語源といわれ、慶事や精進料理には必ずといってよいほど登場します。大根とにんじんをベースに、魚介・旬の野菜・旬の果物などのさまざまな食材が、家庭によってバリエーション豊かに使われるため、お袋の味と呼ばれています。日持ちの良いことからお正月には欠かせない保存食です。

コメント

酢の酸味成分はクエン酸やリンゴ酸などの有機酸で、風味とうま味は遊離アミノ酸によるものです。有機酸は油揚げの良質なたんぱく質や脂質、ヒジキのカルシウムや鉄分などのミネラル類、大根やにんじんのビタミンやミネラル類などの栄養成分を有効に体内に吸収する働きを持っています。同時に、大根とにんじんのビタミンC酸化予防に働き、カルシウム吸収を高めます。血中コレステロール値低下や動脈硬化、糖尿病の予防などに有効なダイエット食です。
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