亥の子餅
栄養バランスに優れ、体内を浄化して体力強化に働く
75
1個分
1個分
材料
(約10個分)
| 大豆(固茹でして煎ったもの) | 10g | |
| 小豆(固茹でして煎ったもの) | 10g | |
| ささげ(固茹でして煎ったもの) | 10g | |
| ごま(煎ったもの) | 6g | |
| 栗(固茹でし、渋皮を取り除いたもの) | 10g | |
| 柿 | 20g | |
| 水あめ | 大さじ1 | |
| うるち米 | 1カップ | |
効能
体力強化
作り方
① 大豆、小豆、ささげ、ごま、栗は細かく切る。
② 柿は皮をむき、細かく切る。
③ うるち米は水で洗い、分量の水に漬け、炊く。

④ 炊けたうるち米をボウルに移し、すりこ木でつく。

⑤ ボウルに大豆、小豆、ささげ、ごま、栗、柿、水あめを入れよく混ぜる。

⑥ うるち米の米粒がつぶれてきたら、⑤を加え、さらにすりこ木でつく。



⑦ 手に粉をつけ、つきあがった餅を一口大にちぎり、楕円形に丸めて片方の先を少しつぼめて亥の子の形に整える。


② 柿は皮をむき、細かく切る。
③ うるち米は水で洗い、分量の水に漬け、炊く。

④ 炊けたうるち米をボウルに移し、すりこ木でつく。

⑤ ボウルに大豆、小豆、ささげ、ごま、栗、柿、水あめを入れよく混ぜる。

⑥ うるち米の米粒がつぶれてきたら、⑤を加え、さらにすりこ木でつく。



⑦ 手に粉をつけ、つきあがった餅を一口大にちぎり、楕円形に丸めて片方の先を少しつぼめて亥の子の形に整える。


解説
亥の子餅はその年に収穫された新米で作る餅で、亥の子はイノシシの子ども(通称うり坊)のことです。亥の月(10月)の最初の亥の日に餅をつき、亥の刻(午後9~11時)に食べると万病を除くことができるという中国から伝わった行事で、また、イノシシは多産であるということから、子孫繁栄も同時に祈願されました。亥の子餅は、新米と一緒にその秋にとれたばかりの大豆・小豆・ささげ・ごま・栗・柿・糖の7種の粉を混ぜて作られたと文献に残っています。糖質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルがバランスよく配合された体力が強化する餅です。ここでは豆類は固ゆでしてから弱火で十分煎って水分を飛ばし、餅に混ぜ込んで作りましょう。水あめの代わりに砂糖を、大豆の代わりにきな粉を使っても構いません。

