きゅうりのしょうゆ煮
殺菌作用や防腐作用が高まり、食欲増進に働く
効能
むくみ、血圧安定、食欲増進
作り方
① きゅうりはヘタを取り、2cm長さに切り、丸1日(半日でもよい)、干して生乾きにする。
② 鍋にAと生乾きのきゅうりを入れて火にかけ、煮立ったら弱火にしてコトコト煮る。煮汁が少なくなってきたら、みりんを回し入れ、さらに煮汁がなくなるまで弱火で煮る。
② 鍋にAと生乾きのきゅうりを入れて火にかけ、煮立ったら弱火にしてコトコト煮る。煮汁が少なくなってきたら、みりんを回し入れ、さらに煮汁がなくなるまで弱火で煮る。
解説
きゅうりは特有の香りと歯ざわりを持っている野菜です。特有の香りはキュウリアルコールといわれる不飽和アルコールと不飽和アルデヒド。頭部の苦みはククルビタシンという成分で、抗がん作用を持っています。きゅうりの持つ利尿作用は生よりも煮た方が強く働くため、加熱すると尿の出がよくなる・手足のむくみが取れる・血圧が調整されるなどの効能が期待できます。また、加熱することで体を冷やす作用が弱まり、さらにきゅうりに含まれているビタミンC破壊酵素のアスコルビナーゼの活性が失われるため、ビタミンCを含む食材と一緒に取っても、その成分を無駄なく体に取り入れることができます。しょう油で煮ることで殺菌作用や防腐作用が高まり、食欲増進に働きます。