地ビールの日

1999年、地ビールの日選考委員会が日本地ビールの日を制定し、翌2000年に一般公募により4月23日と決定され実施されました。1516年4月23日はビール発祥の地であるドイツのバイエルン国王ウイルヘルム4世が「ビール純粋令」を発布した日です。ビール純粋令とは「水、ホップ、大麦・小麦の麦芽、酵母」のみがビール醸造に使用できると世界に対して初めて明確に定義したもので、ドイツでもこの日は「ビールの日」となっています。

ビールの野菜漬け

ビールの野菜漬け
ビールの苦みや香りのもとであるホップはアサ科の植物で、食欲を増進させて消化を促進し雑菌を抑える働きを持っています。ビタミンB群やミネラルをバランスよく含んでおり、きゅうりと白菜を一緒に取ると、体内の余分な水分が排出され利尿作用が高まります。ビールに含まれるビタミンB2と白菜のビタミンCが美肌に働きます。ビールが残った時に、色々な野菜を漬けてみてください。ホップはハーブの一種として扱われ、民間薬として利用されています。

鶏手羽元のビール煮

鶏手羽元のビール煮
「液体のパン」と呼ばれるビールにはさまざまな栄養成分がバランスよく含まれています。牛肉をビールで煮込むビール煮はベルギーの代表料理。ここでは残ったビールで鶏手羽元を煮込んでみましょう。消化がよく良質なたんぱく質・ビタミンA・コラーゲンを持つ鶏肉と、たんぱく質やビタミンB群を持つビールを一緒に取ると、体力強化・抗酸化力・美肌などに優れた食べ合わせになります。

豚肉のビール鍋

豚肉のビール鍋
ビールは麦芽から作るアルコールで、栄養価が高いことから「食べるパン」とも呼ばれています。疲労回復に優れたビタミンB1・腸内環境を整える食物繊維・脳細胞を活性化させる核酸やレシチンを豊富に含んでいるため、豚肉と一緒に取ると力がついて脳が元気になる食べ合わせになります。ビールで煮ると肉がやわらかくなるので、しっかり火を通したい豚肉にはおススメです。

黒ビールと卵黄のカクテル

黒ビールと卵黄のカクテル
ビールに卵黄を加えた栄養価の高いカクテルで、日本の卵酒と同様に風邪の時におススメの飲み物です。黒ビールは一般に高温で乾燥させて褐色になった大麦麦芽を使用して作られ、特有の芳醇な甘みを持っています。ビタミンB群やミネラルを豊富に含むビールと、健脳効果の高い卵黄は滋養に優れ体力強化に有効です。

ビールとジンジャーエールのカクテル

ビールとジンジャーエールのカクテル
ビールとジンジャーエールのカクテルは、イギリスのパブで古くから愛飲されている「シャンディ・ガブ」と呼ばれるビアカクテルです。ジンジャーエールはしょうがエキスで風味をつけたノンアルコールの清涼飲料水で、ビールと一緒に取ると、利尿作用や食欲増進効果に有効です。

ビールとトマト・野菜ジュースのカクテル

ビールとトマト・野菜ジュースのカクテル
ビールとトマトジュース半々で作るカクテルは、「レッド・アイ」と呼ばれ、迎え酒としても知られるポピュラーなカクテルです。ビールに豊富に含まれるビタミンB2が美肌に働き、トマトのリコピンが抗がん作用に働きます。レッド・アイは抗酸化力の高いカクテルです。