国産小ねぎ消費の日

毎月23日は国産小ねぎ消費拡大の日です。11月23日の勤労感謝の日を「ねぎらう日=葱来の日」という語呂合わせと、11月下旬には小ねぎの生産が増えることからを「国産小ねぎの日」と定め、さらに毎月23日を小ねぎ消費の日と認定しています。ねぎはカロテン、ビタミンC、カリウムなどの栄養素を豊富に含んでおり、特有の辛みのアリシンが血行をよくして体を温める働きを持っているため、初期の風邪を治す特効薬として人気があります。

小ねぎとイカのマリネ

小ねぎとイカのマリネ
小ねぎの青葉の部分はカロテン、ビタミンC、カリウムなどを豊富に含んでいます。イカに多く含まれるタウリンは強い抗酸化力とコレステロールを下げる働きを持っています。きくらげは血液浄化作用に優れており、イカ・ねぎ・きくらげを一緒に取ると、血栓予防に有効な食べ合わせになります。オリーブ油とワインビネガーがその働きをさらに高めます。

カツオとねぎのスープ

カツオとねぎのスープ
カツオには脳を活性化させるDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれ、うまみ成分のグルタミン酸には記憶力を高める働きがあります。豆腐や味噌に含まれるレシチンやビタミンB群が学習能力を高め、ねぎをプラスすることでビタミンB群の吸収が高まり、さらに健脳効果が期待できます。

しょうがとねぎのチーズ入り卵スープ

しょうがとねぎのチーズ入り卵スープ
ねぎもしょうがも、血行をよくして体を温める働きがあるため、昔から引き始めの風邪予防に使われてきた食材です。ねぎの特有の辛み成分は硫化アリルの一種のアリシンで、しょうがの辛み成分はジンゲロンやショウガオール。ともに揮発性が高いので、使う直前に切ると薬効を無駄なく取り入れることができます。卵とチーズで良質なたんぱく質をプラスし、体力を高めて風邪を予防します。